特発性過眠症(IH)は、十分または長時間の夜間睡眠をとっていても、強い日中の眠気、抑えがたい睡眠欲求、長くてもすっきりしない昼寝、起床困難などを生じる中枢性過眠症である。[1]
特徴
主症状は過度の日中の眠気で、長時間眠っても爽快感が得られにくく、起床時に強い眠気が続くことがある。病態の詳細な仕組みは十分には解明されていない。[1]
診断
特発性過眠症は除外診断であり、睡眠不足、うつ病、鎮静作用のある薬、睡眠関連呼吸障害などほかの原因を除外する。睡眠ポリグラフ検査に続いて反復睡眠潜時検査(MSLT)を行い、睡眠日誌やアクチグラフィも用いて睡眠時間とパターンを評価する。[1]
治療
薬物治療では覚醒を促す薬が用いられ、資料では米国睡眠医学会の臨床診療ガイドラインにおける第一選択としてモダフィニルが挙げられている。[1]
睡眠の特徴
特発性過眠症では、1時間を超える長い昼寝をしても爽快にならないことがあり、長時間睡眠型では1日の睡眠時間が10〜11時間を超える場合がある。強い睡眠慣性や疲労を伴う例もあり、眠気だけで病像を捉えないことが重要である。[1]
エビデンス・科学的評価
診断には症状だけでなく、夜間睡眠の評価、MSLT、睡眠日誌やアクチグラフィなどを組み合わせ、ほかの過眠原因を除外することが重要である。[1]
安全性・注意点
睡眠不足、薬剤、うつ病、睡眠関連呼吸障害などでも日中の強い眠気は生じるため、自己判断で特発性過眠症と決めず鑑別が必要である。[1]
カテゴリ:症状・疾患 / 睡眠 / 神経
タグ:IH / 眠気 / 過眠
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特発性過眠症
特発性過眠症(IH)は、十分または長時間の夜間睡眠をとっていても、強い日中の眠気、抑えがたい睡眠欲求、長くてもすっきりしない昼寝、起床困難などを生じる中枢性過眠症である。
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