指標の考え方
HOMAは、肝臓と膵臓のベータ細胞の間にある血糖とインスリンのフィードバックをモデル化したものである。HOMA-IRは、空腹時インスリンと空腹時血糖の積を定数で割って求める近似指標である。[1]
利用と限界
採血1回で算出できるため、疫学研究や臨床研究で広く用いられる。一方、空腹時指標は主に肝臓のインスリン抵抗性を反映し、動的なインスリン分泌や作用を直接測るものではない。[1]
計算式の考え方
HOMA-IRは空腹時インスリンと空腹時血糖を用いて、糖代謝が定常状態に近い条件からインスリン抵抗性を推定する。簡便であるため大規模研究などで利用しやすい。[1]
直接測定ではない
HOMA-IRはモデルに基づく代替指標で、主として空腹時の肝臓のインスリン抵抗性を反映する。高インスリン正常血糖クランプなどの動的検査と同じ情報を直接測定するものではない。[1]