海馬

最終更新:2026年8月20日

海馬は側頭葉内側部にある大脳辺縁系の構造で、新しい記憶の形成・固定や空間認知などに重要な役割を持つ。[1]

概要

海馬は海馬体の一部として歯状回、海馬固有部、海馬台などと連続し、嗅内皮質を介して大脳皮質の広い領域と情報をやり取りする。[1]

構造と機能

短期的な経験を長期記憶へ固定する過程や空間的な学習・ナビゲーションに関わる。情動情報を扱う扁桃体など辺縁系構造とも密接に連絡する。[1]

主な構造

海馬は歯状回、海馬固有部、海馬台などからなる内側側頭葉の構造で、海馬固有部はCA1〜CA4などの領域に分けられる。海馬からの主要な出力路の一つが弓であり、視床下部や前部視床など辺縁系の構造と連絡する。[1]

記憶障害との関係

両側の海馬や周辺の内側側頭葉が障害されると、新しい記憶を形成する能力が大きく損なわれることがある。海馬はアルツハイマー病や脳虚血などでも影響を受けやすい部位として知られる。[1]

エビデンス・科学的評価

海馬は記憶形成に不可欠な神経回路の一部であり、学習や空間情報処理にも関与する。[1]

安全性・注意点

海馬は低酸素、てんかん、神経変性疾患などの影響を受けやすく、障害されると新しい記憶の形成が難しくなることがある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Neuroanatomy, Hippocampus ↩本文

カテゴリ:人体・生理 / 神経

タグ:海馬 / / 記憶

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