成長痛

最終更新:2026年8月20日

成長痛は、主に3〜10歳の小児にみられる、ふくらはぎ・大腿・すねなどの一過性で良性の痛みである。[1]

典型的な特徴

痛みは夕方から夜間に強く、睡眠中に目を覚ますこともある。一方、日中は元気で、歩行や遊びに機能的な制限を認めないことが典型的である。痛みは断続的で、数日から数か月の無症状期間をはさむことがある。[1]

診断

典型例では身体診察、血液検査、画像検査に異常を認めない。成長痛は他の筋骨格系疾患、感染、外傷、腫瘍などを示す所見がないことを確認したうえで判断する。[1]

対応

典型的な成長痛では、病態について説明して安心につなげ、必要に応じて支持的な鎮痛を行う。[1]

家族歴

成長痛では家族にも同様の経験があることが少なくないとされる。典型例では子どもは日中は元気で、身体診察、血液検査、画像検査に異常がないことが、感染症や腫瘍など別の原因との区別に重要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

成長痛は、日中の機能障害がなく、診察・検査に異常を示さない小児の反復性夜間痛として記載され、基本的な対応は説明と支持的鎮痛である。[1]

安全性・注意点

発熱、体重減少、寝汗、日中も続く強い痛み、骨の一点に限局する圧痛、歩行障害、診察・検査異常などは典型的な成長痛とは異なり、別の疾患を評価する必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Pediatric Rheumatology — Growing Pain ↩本文

カテゴリ:小児 / 疼痛 / 症状・疾患

タグ:下肢痛 / 小児 / 成長

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