機能的自立度評価法(FIM)は、リハビリテーションで患者の機能的自立度を客観的に評価するために用いられる尺度である。[1]
目的
患者が日常生活の動作をどの程度自立して行えるか、どの程度の介助を必要とするかを評価し、機能改善の把握、予後予測、個別的なケア計画などに役立てる。[1]
評価方法
標準的なFIMは、医師、療法士、看護師などを含む多職種が患者の実際の遂行状況を観察して評価する。登録資料では、この多職種による観察評価が機能評価の基準として扱われている。[1]
自己申告との比較
脳卒中患者を対象とした研究では、患者自身が回答したFIM運動スコアと多職種評価との間に一定の一致がみられたが、患者が自分の能力を高く見積もる傾向も示された。[1]
エビデンス・科学的評価
脳卒中患者の研究では、自己申告FIM運動スコアと多職種評価の総合点に中等度の一致が報告され、多職種評価が困難な場合の代替可能性が検討された。[1]
安全性・注意点
自己申告では能力を過大評価することがあり、認知・コミュニケーション障害がある集団には研究結果をそのまま適用できない。標準的な評価方法を優先して解釈する必要がある。[1]
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機能的自立度評価法(FIM)
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