行動型と言語型
行動型では、脱抑制、無関心、共感の低下、食行動の変化、判断や計画の障害が早期に現れやすい。言語型には、発話が努力性になる型と、言葉の意味や物の認識が失われる型がある。[1]
評価の進め方
本人だけでなく介護者から経過を聞き、神経学的・認知機能評価を行う。MRI、CT、脳血流画像は前頭葉・側頭葉の萎縮や機能低下を示すことがあるが、所見は特異的ではなく、他の原因を除外する目的もある。[1]
治療と生活支援
根本的に神経変性を止める確立した薬物療法はなく、行動・言語・生活機能の変化に応じて、作業療法、言語療法、環境調整、介護者教育などを組み合わせる。行動型では記憶が比較的保たれたまま人格・行動変化が先行することがある。[1]
言語型には、努力性で非流暢な発話が目立つ型と、言葉の意味理解や物の認識が障害される型があり、障害される前頭葉・側頭葉の領域によって臨床像が異なる。[1]