遊離T3

最終更新:2026年8月20日

遊離T3(FT3)は、血中のトリヨードサイロニン(T3)のうち蛋白と結合せず、組織へ移行できる遊離型を測定した値である。[1]

T3の形

血中T3には、蛋白に結合した結合型T3と、組織へ入ることができる遊離T3がある。血中T3の大部分は結合型である。[1]

検査

T3検査は結合型と遊離型を合わせて測定し、遊離T3検査は遊離型のみを測定する。[1]

利用

T3検査は甲状腺機能亢進症の診断や原因評価、下垂体疾患の評価、甲状腺疾患治療のモニタリングなどに利用される。通常はTSHやT4など他の甲状腺検査と組み合わせる。[1]

総T3との違い

血中T3の大部分はタンパク質に結合しており、遊離T3は結合していない少量のT3を測定する。総T3は結合型と遊離型の両方を含むため、両検査は測定対象が異なる。[1]

甲状腺機能亢進症での利用

T3検査は、特に甲状腺機能亢進症が疑われる場合の評価に用いられることがある。TSHやT4など他の甲状腺検査と組み合わせて解釈する。[1]

エビデンス・科学的評価

FT3は甲状腺ホルモンの遊離型T3を測る検査であり、甲状腺機能評価の一部として用いられる。[1]

安全性・注意点

登録資料では総T3の方がT3測定としてより正確と考えられていると説明されている。FT3単独で甲状腺機能を判断せず、TSHやT4、症状などと合わせて解釈する。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Triiodothyronine (T3) Tests ↩本文

カテゴリ:代謝 / 検査・評価

タグ:FT3 / ホルモン / 甲状腺

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関連項目