食物不耐症

最終更新:2026年8月17日

食物不耐症は、食品または食品成分に対する有害反応のうち、免疫学的な病態機序が確認されていない状態である。[1]

定義

食物不耐症は、食品への有害反応を表す用語のうち、同定された免疫学的機序を欠くものに用いられる。食品には飲料、食品添加物、栄養補助食品なども含まれる。[1]

食物アレルギーとの違い

食物アレルギーは、特定の食品への曝露で再現性のある有害な健康影響が、特異的な免疫反応によって生じる状態である。IgE依存性と非IgE依存性があり、免疫機序が確認されない食物不耐症とは定義上区別される。[1]

用語の範囲

非IgE依存性の食物アレルギーも免疫学的疾患であり、単純な検査で原因食品を特定できない場合がある。検査でIgEが確認されないことだけを理由に、食物不耐症へ分類することはできない。[1]

エビデンス・科学的評価

食物不耐症は、免疫学的機序の有無によって食物アレルギーと概念的に区別される。この定義だけでは、原因、頻度、診断法、治療効果を判断できない。[1]

安全性・注意点

食物アレルギーでは生命を脅かし得る急性多臓器反応であるアナフィラキシーが起こり得るため、重い反応を単なる食物不耐症とみなさないことが重要である。[1]

参考文献・参考情報

  1. National Academies/NCBI Bookshelf: Definitions of Food Allergy and Food Intolerance ↩本文

カテゴリ:基礎概念 / 栄養・食事 / 消化器

タグ:消化 / 食物アレルギー / 食物不耐症

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関連項目