評価部位
主に右上腹部、心嚢、左上腹部、骨盤腔を観察し、自由液の有無を確認する。eFASTでは胸部も評価し、血胸や気胸の所見を調べる。 [1]
特徴
放射線や造影剤を用いず、ベッドサイドで短時間に繰り返し実施できるため、外傷初期評価の補助として利用される。 [1]
目的
FASTは外傷患者のベッドサイドで超音波を用い、腹腔や心嚢などに異常な遊離液体がないかを短時間で確認する検査である。循環が不安定な患者で、内出血の可能性を迅速に評価する際に用いられる。[1]
主な観察部位
基本的なFASTでは心嚢、右上腹部、左上腹部、骨盤内を観察する。拡張FAST(eFAST)では胸部も評価し、気胸や胸腔内液体貯留の手掛かりを探す。[1]
限界
FASTが陰性でも臓器損傷や少量の出血を完全に否定できるわけではない。患者の循環状態や受傷機転に応じて、繰り返し検査、CT、手術など追加評価が必要になる。[1]