飛蚊症

最終更新:2026年8月13日

飛蚊症は、視野の中に小さな黒い点、糸くず、曲線、クモの巣のような影が浮かんで見える症状である。多くは加齢による目の変化で起こるが、網膜裂孔や網膜剥離の徴候となることもある。[1]

特徴

目を動かすと影も動き、直接見ようとすると逃げるように見えることがある。目を止めても影はしばらく漂う。白い紙や青空など明るい背景を見ると気づきやすい。[1]

原因

加齢に伴って硝子体の細い線維がまとまり、網膜に影を落とすことで生じることが多い。眼感染、外傷、ぶどう膜炎、眼内出血、硝子体剥離、網膜裂孔、網膜剥離などが原因となることもある。[1]

リスク

加齢とともに多くの人にみられるが、強い近視、糖尿病白内障手術歴がある人ではリスクが高い。[1]

診断・治療

散瞳眼底検査で飛蚊症と網膜の異常を確認する。加齢による軽い飛蚊症では通常治療は不要だが、別の眼疾患が原因の場合はその治療を行う。日常生活に強く支障をきたす場合には硝子体手術が検討されることがある。[1]

関連項目

網膜剥離視覚異常(かすみ目・複視など)ぶどう膜炎を参照。

エビデンス・科学的評価

参考文献では、多くの飛蚊症は治療を必要としない一方、原因となる眼疾患がある場合にはその病態に応じた治療が必要とされる。[1]

安全性・注意点

飛蚊症が突然大量に増える、光が走るように見える、視野にカーテン状の暗い影やぼやけた領域が出る場合は網膜裂孔・網膜剥離の可能性があり、直ちに眼科または救急で評価を受ける必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. National Eye Institute: Floaters ↩本文

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タグ:硝子体 / 視覚 / 飛蚊症