仕組み
健康な筋肉は安静時には通常ほとんど電気活動を示さないが、筋肉や神経に障害があると安静時または収縮時に異常な電気活動がみられることがある。[1]
利用
筋疾患や神経疾患の評価に用いられ、神経伝導検査と併用することで筋肉そのものの障害か神経障害かを考える手掛かりになる。[1]
針筋電図
筋電図では細い針電極を筋肉へ挿入し、安静時と筋収縮時の電気活動を記録する。正常な筋肉は安静時にはほとんど電気活動を示さないが、筋・神経の障害では異常な放電がみられることがある。[1]
神経伝導検査との違い
筋電図は筋肉が発する電気活動を測るのに対し、神経伝導検査は神経を伝わる電気信号の速度と強さを調べる。両者を組み合わせることで、症状の原因が筋肉、末梢神経、神経筋接合部などのどこにあるかを検討しやすくなる。[1]
検査時の注意
針電極の挿入時には一時的な痛みを感じることがあり、検査後に筋肉痛や小さな皮下出血が残る場合がある。抗凝固薬の服用や植込み型心臓機器については事前に医療者へ伝える。[1]