エルダーベリーは、ヨーロピアン・エルダー(Sambucus nigra)などの暗紫色の果実で、風邪やインフルエンザを目的とした栄養補助食品として利用される植物由来素材である。[1]
概要
ヨーロピアン・エルダーは欧州、北米、西アジア、北アフリカなどに分布する。民間療法では風邪やインフルエンザに用いられてきた。[1]
利用
現在は風邪、インフルエンザなどの上気道感染症を目的に販売されることが多い。COVID-19を目的に宣伝されたこともあるが、その用途を支持する十分な根拠はない。[1]
サプリメントとしての位置づけ
経口のエルダーベリー製品の多くは栄養補助食品として販売され、医薬品のように販売前にFDAが有効性・安全性を承認する仕組みではない。製造者・販売者が安全性と表示に責任を持ち、公衆衛生上の問題が生じた場合にFDAが対応する。[1]
関連項目
アロエベラ、
ミルクシスル、
サンザシ(ホーソン)
エビデンス・科学的評価
少数の研究では、エルダーベリーがインフルエンザ、風邪、その他の上気道感染症の症状を軽減する可能性が示されている。ただし研究数は少なく、その他の健康目的について有効性を判断できる情報は不足している。[1]
安全性・注意点
生または未熟な果実、葉、茎などにはシアン化物を生じる有毒成分が含まれ、吐き気、嘔吐、重い下痢を起こすことがある。加熱によりこの毒性成分は除かれる。妊娠・授乳中の安全性に関する情報は限られている。[1]
知識マップ
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エルダーベリー
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