外耳の構造
外耳は耳介、外耳道、鼓膜の外側面から構成される。耳介には耳輪、対耳輪、耳甲介、耳珠、耳垂などの複雑な形状があり、音の反射や共鳴に影響する。[1]
外耳道
外耳道は耳介から鼓膜へ続く約2.5cmのS字状の通路で、外側の軟骨部と内側の骨部からなる。軟骨部には毛包、皮脂腺、耳垢腺があり、耳垢形成と外耳道の保護に関与する。[1]
聴覚での役割
耳介は音を集めて外耳道へ導き、外耳道は音を鼓膜へ集中させる。外耳の形状は周波数特性や上下方向の音源定位に関わる手掛かりを作る。[1]
耳垢による防御
外耳道の外側にある軟骨部には毛包、皮脂腺、耳垢腺があり、その分泌物から耳垢が形成される。耳垢は外耳道の皮膚を保護し、異物や微生物の侵入を防ぐ仕組みの一部となる。[1]
音源定位
耳介の複雑な凹凸は単に音を集めるだけでなく、入射する音の周波数特性を変化させる。この変化は、とくに音が上下のどちらから来たかを判断する音源定位の手掛かりとなる。[1]