移行期の課題
退院後は患者と家族がケアの調整を担う場面が増えるが、退院時には新しい情報、薬、受診予約など多くの課題が一度に渡される。説明が標準化されず、急いで行われることもある。[1]
早期からの準備
退院計画は可能な限り早く始め、患者と介護者の学ぶ準備、健康情報を理解する力、社会的な状況、複雑な治療内容、移動手段、薬へのアクセスなどを確認する。[1]
情報の引き継ぎ
説明は患者に分かりやすい言葉で、個々の学び方と必要性に合わせる。退院後に誰へ、いつ受診するかを調整し、患者、家族、病院、地域の医療者の間で計画を共有する。[1]
理解を確認する方法
退院説明は入院中から段階的に行い、退院当日に理解を再確認することが望ましい。患者や家族に説明内容を自分の言葉で言い返してもらうteach-backは、薬、受診予定、セルフケアなどの理解を確認する方法として用いられる。[1]
薬剤安全と多職種連携
退院後の有害事象には薬剤が関係するものが多く、薬剤師による薬剤照合や服薬説明、退院後の電話フォローが役立つ場合がある。看護師は患者・家族・地域の医療者との情報共有やケア調整で重要な役割を担う。[1]