おむつ皮膚炎は、乳幼児のおむつで覆われる部位に生じる皮膚炎で、刺激や湿気、摩擦、カンジダ感染などが関与する。[1]
原因・特徴
尿や便による刺激、下痢、きついおむつや摩擦、洗浄用品への反応などで皮膚炎が起こる。温かく湿った環境ではカンジダが増えやすく、抗菌薬使用中などにカンジダ性おむつ皮膚炎がみられることがある。[1]
症状
おむつ部位に赤みや鱗屑、丘疹などが現れる。カンジダ感染では鮮やかな赤色の発疹や周囲に小さな赤い病変がみられることがある。[1]
ケア
基本は皮膚を清潔で乾燥した状態に保ち、おむつをこまめに交換し、こすらず優しく洗って乾かすことである。必要に応じて亜鉛華やワセリン系の保護剤、真菌感染に対する外用薬などが用いられる。[1]
起こりやすい時期
おむつ皮膚炎は生後4〜15か月ごろに多く、離乳食を始める時期に目立つことがある。カンジダ性では鮮紅色の発疹に加えて周囲に小さな衛星状病変がみられることがあり、必要に応じてKOH検査で確認する。[1]
エビデンス・科学的評価
清潔と乾燥を保つことは治療と再発予防の基本であり、多くは適切なケアで改善する。[1]
安全性・注意点
2〜3日で改善しない、発疹が広がる、膿疱・水疱・潰瘍がある、発熱を伴う、出生後6週以内の乳児に発疹がある場合は医療者への相談が必要である。[1]
カテゴリ:小児 / 症状・疾患 / 皮膚
タグ:おむつ / 乳児 / 皮膚炎
知識マップ
関連する項目をタップして、医学知識のつながりをたどれます。
いま見ている項目
おむつ皮膚炎
おむつ皮膚炎は、乳幼児のおむつで覆われる部位に生じる皮膚炎で、刺激や湿気、摩擦、カンジダ感染などが関与する。
小児・症状・疾患・皮膚
この記事を読む →
周囲の項目を押すと、その項目を中心にマップが切り替わります。