糖尿病

最終更新:2026年8月14日

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が高い状態が続く病気である。インスリンを十分に作れない、インスリンをうまく利用できない、またはその両方によって起こる。[1]

概要

ブドウ糖は体の主要なエネルギー源であり、食物から得られるほか体内でも作られる。膵臓で作られるインスリンは、血液中のブドウ糖を細胞へ取り込ませる働きをする。糖尿病ではこの仕組みがうまく働かず、血糖が高くなる。[1]

主な種類

1型糖尿病では、免疫系がインスリンを作る細胞を攻撃・破壊し、インスリンがほとんど、または全く作られなくなる。2型糖尿病では、インスリンは作られていても細胞が十分に反応できず、血糖を取り込みにくくなる。妊娠糖尿病妊娠中に発症する糖尿病である。[1]

症状

症状には、強いのどの渇き、空腹感、頻尿疲労かすみ目、手足のしびれやうずき、傷が治りにくい、意図しない体重減少などがある。1型糖尿病では症状が急に出ることが多い一方、2型糖尿病ではゆっくり進み、気づきにくいこともある。妊娠糖尿病は症状がないことも多い。[1]

診断と治療

診断には血糖検査やA1C検査などが用いられる。1型糖尿病ではインスリン治療が必要となる。2型糖尿病では食事、体重管理、身体活動などの生活習慣の調整に加えて、必要に応じて糖尿病治療薬が用いられる。妊娠糖尿病でも食事や運動、必要に応じた治療が行われる。[1]

エビデンス・科学的評価

高血糖が長期間続くと重い健康問題につながる可能性があるため、糖尿病では血糖を適切な範囲に管理することが重要となる。1型、2型、妊娠糖尿病では原因と治療が異なる。[1]

安全性・注意点

糖尿病は種類によって症状の出方が異なり、2型糖尿病や妊娠糖尿病では症状が乏しい場合もある。症状だけで有無を判断せず、必要に応じて血糖検査などで確認する。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Diabetes ↩本文

カテゴリ:代謝 / 症状・疾患 / 糖代謝

タグ:インスリン / 糖尿病 / 血糖

関連項目