概要
脳神経はI〜XIIの12対に番号付けされる。嗅神経、視神経、内耳神経は主に感覚性、動眼神経、滑車神経、外転神経、副神経、舌下神経は主に運動性で、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経は感覚・運動の両成分を持つ。[1]
脳幹との関係
多くの脳神経核は脳幹内にあり、感覚核は概して後方・外側、運動核はより前方・内側に配置される。脳神経はこれらの核と頭頸部の器官・筋・感覚受容器を連絡する。[1]
主な機能
脳神経は嗅覚、視覚、眼球運動、顔面感覚、咀嚼、表情、聴覚・平衡、嚥下、発声、内臓自律機能、舌運動など多様な機能を担う。[1]
感覚性・運動性・混合性
12対の脳神経には、嗅神経・視神経・内耳神経のように主に感覚を担うもの、動眼神経・滑車神経・外転神経など主に運動を担うもの、三叉神経・顔面神経・舌咽神経・迷走神経のように複数の機能を持つものがある。[1]
診察での重要性
眼球運動、顔面感覚、表情、聴覚、嚥下、発声、舌運動などを系統的に調べることで、どの脳神経や脳幹部位が障害されているかを推定する手掛かりが得られる。[1]