コルチゾールは副腎皮質束状帯で産生される主要な糖質コルチコイドであり、ストレス反応、代謝、免疫、循環機能などを広く調節する。[1]
概要
コルチゾール分泌は視床下部・下垂体・副腎からなるHPA軸によって調節される。糖代謝、脂質代謝、タンパク質代謝、炎症反応、血管緊張などに影響する。[1]
作用・特徴
生理的には日内変動を示し、ストレス時に分泌が変化する。持続的な過剰ではクッシング症候群、著しい不足では副腎不全などの病態につながる。[1]
日内変動
コルチゾール分泌には概日リズムがあり、通常は起床前後に高く、夜間に低くなる。HPA軸のCRH、ACTHによる調節と負のフィードバックによって分泌が制御される。[1]
代謝への作用
コルチゾールは糖新生を促して血糖を維持し、タンパク質や脂質代謝にも影響する。さらに炎症・免疫反応を抑える作用や、血管がカテコールアミンへ反応する性質の維持にも関与する。[1]
エビデンス・科学的評価
コルチゾールは全身の恒常性を支える重要なホルモンであり、過剰と不足の双方が明確な臨床症候群を生じる。[1]
安全性・注意点
コルチゾール異常は血圧、血糖、筋・骨、免疫など多くの系に影響する。副腎皮質ステロイド薬の長期使用もHPA軸に影響するため、自己判断で急に中止しないことが重要である。[1]
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コルチゾール
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