口唇口蓋裂

最終更新:2026年8月20日

口唇口蓋裂は、胎児期に上口唇や口蓋を形成する組織が十分に癒合しないことで生じる先天性の形態異常で、口唇裂、口蓋裂、または両者がみられる。[1]

特徴

口唇裂では上口唇に裂け目が生じ、口蓋裂では口腔と鼻腔を隔てる口蓋に開口が残る。程度や部位は個人によって異なる。[1]

影響

授乳・摂食、発音、耳の感染や聴力、歯の発育などに影響することがあるため、成長段階に応じた継続的な支援が必要となる。[1]

治療

外科的修復が治療の中心で、口唇や口蓋の状態、成長に合わせて手術が行われる。歯科、耳鼻咽喉科、言語療法など複数の専門職が関わることがある。[1]

発生時期

口唇や口蓋は胎児期の早い段階に複数の組織が癒合して形成される。この過程が十分に進まないと、口唇裂、口蓋裂、または両者が生じる。[1]

成長に合わせた治療

治療は一度の手術だけで完結するとは限らず、授乳、聴力、歯列、発音、顔面の成長などをみながら長期的に支援する。複数の専門職による継続的なフォローが重要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

適切な手術と長期的な多職種フォローによって、摂食、発音、外観などの改善が期待できる。[1]

安全性・注意点

口蓋裂のある乳児では哺乳が難しい場合があるため、体重増加や誤嚥などを含め専門的な栄養・哺乳支援が必要になることがある。[1]

参考文献・参考情報

  1. CDC: Cleft Lip and Cleft Palate ↩本文

カテゴリ:口腔 / 小児 / 症状・疾患

タグ:先天性 / 口唇 / 口蓋

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