耳垢の役割
耳垢の産生は正常な生物学的過程であり、外耳道の皮膚を潤し、水、異物、昆虫、感染から耳を守る。通常は顎の動きによって外へ運ばれる。[1]
症状と影響
自然な排出がうまく働かないと、耳垢が外耳道をふさいだり鼓膜を圧迫したりし、耳の詰まり感、伝音難聴、かゆみ、痛みを起こすことがある。鼓膜の観察、聴力検査、補聴器の調整を妨げる場合もある。[1]
確認と除去
診断は、訓練を受けた医療者が耳鏡で直接確認して行うことが多い。状態によっては、より専門的な器具を用いて除去する。[1]
取り除く方法と注意
症状のある耳垢栓塞では、耳垢を軟らかくする点耳薬、洗浄、器具による除去などが用いられる。綿棒などを耳道の奥へ入れると耳垢を押し込んだり外耳道や鼓膜を傷つけたりする可能性があるため、自己処置には注意が必要である。[1]
耳痛、耳閉感、難聴、耳鳴り、かゆみなどの原因となることがあり、補聴器使用者では機器の働きにも影響する。鼓膜穿孔などがある場合は洗浄が適さないことがある。[1]