悪液質

最終更新:2026年8月20日

悪液質は、がんや慢性疾患などに伴って生じる、体重減少と骨格筋量の低下を中心とする複雑な代謝性症候群である。[1]

特徴

単なる食事不足だけでは説明できず、炎症代謝異常、食欲低下などが関与する。進行すると筋力低下、疲労、身体機能低下を伴う。[1]

評価

体重変化、筋肉量、食事摂取量、炎症や基礎疾患などを総合的に評価する。栄養補給だけで完全に逆転しない場合がある。[1]

管理

基礎疾患の治療、栄養支援、運動、症状管理などを組み合わせる多面的な対応が検討される。[1]

単なる低栄養との違い

悪液質では体重減少や筋肉量低下がみられるが、単純な摂取不足だけでは説明できない代謝・炎症の変化が関与する。栄養補給だけで完全に回復しにくい点が特徴である。[1]

評価

体重減少、食欲低下、筋力低下、疲労、炎症所見などを含めて評価し、基礎疾患や治療の影響も確認する。がん、慢性心不全、慢性腎疾患などさまざまな慢性疾患でみられる。[1]

管理

治療では基礎疾患への対応に加え、栄養、身体活動、症状緩和などを組み合わせる多面的なアプローチが必要となる。[1]

エビデンス・科学的評価

悪液質は予後や治療耐容性、生活の質に関係するため、早期の認識と包括的管理が重要である。[1]

安全性・注意点

急激な体重減少や摂取困難は悪液質以外の原因でも起こる。単にカロリーを増やすだけで解決すると考えず、基礎疾患や代謝状態を評価する必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Cachexia ↩本文

カテゴリ:代謝 / 栄養・食事 / 症状・疾患

タグ:体重減少 / 悪液質 / 栄養

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