気管支炎

最終更新:2026年8月14日

気管支炎は、肺へ空気を運ぶ気管支に炎症が起こる病気である。主に急性気管支炎と慢性気管支炎があり、原因や経過、治療が異なる。[1][2]

概要

気管支炎では、咳、痰、息切れ、喘鳴、胸部の圧迫感などがみられることがある。急性気管支炎は短期間で改善することが多い一方、慢性気管支炎は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一型であり、長期にわたる気道の炎症と刺激を特徴とする。[1][2]

急性気管支炎

急性気管支炎の多くは、かぜやインフルエンザと同じようなウイルスによって起こる。たばこの煙、大気汚染、粉じん、蒸気などの刺激物も原因となり、細菌が原因となることもある。多くは数日で改善するが、咳は数週間残る場合がある。[1]

慢性気管支炎

慢性気管支炎では、気管支の炎症と刺激によって粘液が増え、空気の出入りが妨げられる。主な原因は、たばこ煙などや気道への長期的な刺激物への曝露である。受動喫煙、大気汚染、化学物質や粉じんも関係する。[2]

診断と治療

急性気管支炎では症状の確認と聴診などが行われ、必要に応じて追加検査が行われる。治療には休養、水分摂取、症状に応じた薬などが用いられる。原因がウイルスの場合、抗菌薬は有効ではない。[1]

慢性気管支炎では肺機能検査、胸部X線やCT、血液検査などが用いられることがある。治療には禁煙、気道刺激物の回避、気管支拡張薬、必要に応じた酸素療法や肺リハビリテーションなどが含まれる。[2]

エビデンス・科学的評価

急性気管支炎と慢性気管支炎は同じ気管支の炎症を含むが、急性は感染などに伴う短期的な病態、慢性はCOPDの一型として長期に経過する病態であり、区別して評価される。[1][2]

安全性・注意点

強い息苦しさや会話が困難になるほどの呼吸困難は緊急の評価が必要である。慢性気管支炎で症状が悪化したり、発熱など感染の兆候がある場合も医療者への相談が必要となる。[2]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Acute Bronchitis ↩本文
  2. MedlinePlus: Chronic Bronchitis ↩本文

カテゴリ:呼吸 / 症状・疾患

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関連項目