心房中隔欠損症

最終更新:2026年8月19日

心房中隔欠損症(ASD)は、左右の心房を隔てる心房中隔に孔が残る先天性心疾患である。[1]

特徴

孔の大きさはさまざまで、小さな孔は自然に閉じることもある。出生時から存在していても、小児期には症状がなく、成人になってから診断される場合もある。[1]

症状と診断

大きなASDや未治療例では、呼吸器感染を繰り返す、運動時の息切れ、哺乳時の疲れ、動悸、心雑音、浮腫などがみられることがある。診断には心エコーがよく用いられる。[1]

治療

治療は年齢、症状、孔の大きさ、ほかの疾患の有無などで決まる。経過観察される場合もあれば、カテーテル治療または開心術で孔を閉鎖する場合もある。薬で孔そのものを閉鎖することはできない。[1]

エビデンス・科学的評価

大きなASDでは将来の合併症を防ぐために閉鎖が勧められることがあり、治療後も状態に応じたフォローアップが行われる。[1]

安全性・注意点

未修復のASDでは、肺血管への負担、心不全、不整脈、脳卒中などの問題が成人期に生じる可能性がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. CDC: Atrial Septal Defect ↩本文

カテゴリ:小児 / 循環器 / 症状・疾患

タグ:ASD / 先天性心疾患 / 心臓

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