概要
大動脈は左心室から起こり、上行大動脈、大動脈弓、下行大動脈へ続く。横隔膜を通過した後は腹部大動脈となり、第4腰椎付近で左右の総腸骨動脈へ分岐する。[1]
胸部大動脈
上行大動脈からは冠動脈が分岐して心筋を栄養する。大動脈弓からは頭頸部や上肢へ向かう主要動脈が分岐し、下行胸部大動脈は胸郭内の構造へ血液を供給する。[1]
血管壁
大動脈壁は内膜、中膜、外膜からなる。大動脈は拍動する高い圧力を受けながら、弾性を利用して心拍間にも血流を維持する。[1]
区分と分枝
大動脈は左心室から始まり、上行大動脈、大動脈弓、下行胸部大動脈、腹部大動脈へ続く。各部から頭頸部、上肢、胸腹部臓器などへ向かう主要動脈が分岐し、全身循環の幹となる。[1]
大動脈壁は高い血圧に耐える弾性構造を持つが、動脈瘤や解離などでは壁が拡張・損傷し、生命を脅かす出血や臓器虚血につながり得る。[1]