概要
扁桃体は複数の核から構成され、感覚野、海馬、前頭前野、視床下部などと広範な神経連絡を持つ。これにより感覚情報へ情動的な意味付けを行う。[1]
構造と機能
恐怖条件付けや情動記憶、社会的行動、自律神経・内分泌反応などに関わる。ストレス刺激に対する身体反応を誘導する回路にも参加する。[1]
位置と構造
扁桃体は側頭葉内側部に位置する複数の神経核の集合で、海馬や視床下部、前頭前野など多くの脳領域と連絡する。単一の機能を持つ構造ではなく、核ごとに異なる入出力を持つ。[1]
情動と学習
扁桃体は恐怖や脅威を含む情動刺激の評価、情動を伴う学習や記憶に関与する。感覚情報と過去の経験を結び付け、刺激に対する行動・自律神経反応を調整する。[1]
身体反応との接続
視床下部や脳幹との結合を介して、心拍や内分泌反応など情動に伴う身体反応にも関与する。扁桃体の機能異常は不安や恐怖反応などの研究でも重要な対象となっている。[1]