概要
ACPでは、本人が意思表示できなくなった状況を想定し、どのような医療やケアを望むかを前もって考える。計画は本人の価値観、希望、家族や大切な人との話し合いを基礎として作られる。[1]
主な内容
ACPには、本人に代わって医療上の判断を行う代理人を決めること、終末期にどのようなケアを望むかを考えること、リビングウィルなどの事前指示書を作成することが含まれ得る。事前指示書は、本人が意思を伝えられないときに希望を家族や医療従事者へ伝えるための文書である。[1][2]
事前指示書
事前指示書には、生命維持に関わる治療を受けるかどうかなどの希望を記すリビングウィルや、本人が判断できない場合に医療上の意思決定を行う代理人を指定する文書がある。[2]
共有
作成した計画や文書は、家族や信頼できる人が必要時に確認できるよう、保管場所も含めて共有しておくことが重要とされる。ACPは高齢者や終末期の病気がある人だけでなく、意思表示できない事態に備えるという点で、健康な時期から考えることができる。[1]
文書に含める内容
事前指示書には、人工呼吸器や透析、心肺蘇生、経管栄養などの生命維持治療を希望するかどうかや、臓器・組織提供に関する希望を記載できる。何を記すかは本人の価値観と希望に基づき、医療代理人の指定と組み合わせて整理する。[2]