症状と原因の見分け
膿性鼻汁、顔面・歯の痛み、鼻閉が主な症状だが、これらだけでウイルス性と細菌性を確定できない。発熱も細菌感染を予測する決め手ではない。[1]
検査と経過観察
合併症や別の診断が疑われない限り、画像検査の有用性は限られる。多くは加湿、温罨法、水分、鎮痛などの対症療法と慎重な経過観察で管理される。[1]
抗菌薬
抗菌薬の利益は一律ではなく、急性細菌性鼻副鼻腔炎を病状の経過と持続期間から見極める必要がある。[1]
ウイルス性と細菌性
急性副鼻腔炎の多くはウイルス性上気道感染に続いて起こり、自然に改善する。症状が長く続く、いったん改善後に再び悪化する、高熱や強い顔面痛を伴うなどの経過では細菌性を考え、抗菌薬の適応を検討する。[1]
画像検査は典型的な単純性急性副鼻腔炎では通常必須ではなく、眼窩・頭蓋内合併症や他疾患が疑われる場合などに検討される。[1]