特徴
初期には症状が乏しいこともあり、腹痛、食欲低下、悪心・嘔吐、発汗、黄疸などがみられることがある。症状が摂取後しばらくしてから現れる場合もある。 [1]
医療機関での対応
血中アセトアミノフェン濃度などを調べ、必要に応じて活性炭、支持療法、解毒薬N-アセチルシステイン(NAC)などが用いられる。 [1]
肝障害
アセトアミノフェンを過量に摂取すると、肝臓で生じる有害な代謝物を処理しきれなくなり、重い肝障害や肝不全につながることがある。市販薬や配合薬を重複して服用することで意図せず過量になる場合もある。[1]
初期症状が軽いことがある
過量摂取後の初期には悪心、嘔吐、腹痛などがみられることがあるが、症状が乏しくても肝障害が進行する場合がある。そのため症状の強さだけで安全とは判断できない。[1]
評価と治療
過量摂取が疑われる場合は摂取量と時刻を確認し、血中アセトアミノフェン濃度や肝機能などを評価する。解毒薬のN-アセチルシステインは早期に投与するほど効果が高く、疑わしい場合は迅速な医療対応が重要である。[1]