【脳外科】古代アンデス文明についてpart2【冶金技術】

世界史
スポンサードリンク

IMG_2295

   こうした手術に本当に最低限必要なのは大きく分けて2つです。
  つまり痛み止めのための麻酔と、止血作用のある薬。
   ですがアンデスにはコカの葉(麻酔として用いられる)があり、また止血作用のある生薬も存在しているため、
アンデス先輩は「いつでもオペれるぜ」的な感じで準備万端だった様子。
さすが先輩です。
   頭骨に孔を開け、脳を露出させることで脳内圧を下げ、脳に溜まった血を外へ出し、最後に傷を覆うことでアンデス手術は完了
   どうですか。これがアンデス流ですよ。
   ちなみに孔の周囲の骨には治癒後の成長の跡が見られる者も多かったようです。
  つまりこの手術後、少なくとも数年にわたり生存していたということですね。
  これもかなり衝撃。
   みなさんも頭部を負傷した際はぜひアンデス先輩の元を訪ねてみてください。

IMG_2296

アンデス文明の技術

  先ほどの話で十分アンデス文明の技術は伝わった気がしますが、まだまだ技術のお話を。
  実はアンデス文明は鉄を持っていませんでした。
   「脳外科手術できるのに鉄はねえのかよ」と突っ込みたくなりますね。
   とはいえ、冶金技術を持っていなかったわけではありません。
   表面富化(金、銀、銅の合金を焼いて、表面の銀と銅を酸化させ、硫酸で銀と銅を取り除き表面に含まれる金を多くする)
   という技術も有していました。
   メッキとは逆の方法ですが、紀元6世紀ごろには現在の電気メッキと同じ技術を獲得していました。
   どうやらモチェやシカンの人々(前回の記事で紹介した多様な文化を持つアンデス民の皆様)
   は合金にすることで融点が低くなることを知っていたようです。
  これにはさすがアンデス先輩と言わざるを得ません。
  しかしアンデス先輩は鉄をも溶かすほどの高温がつくれませんでした。
   「鞴(ふいご)」という、燃焼を促す道具がなかったんですね。
  とはいえ 「鞴」がなくても空気の流れを生み出し燃焼を促進させるという知識はありました。さすがはアンデス先輩です。
  あるいは口で吹いたり、山の頂上に炉をつくったりとあの手この手で風を利用したのです。
 
 
 

IMG_2297

 

石組み技術の高さ

アンデス文明は驚異ともいえる石組み技術を有していました。
  巨大な石造建築を、剃刀の一枚入る隙もないほどの精巧さで仕上げてしまうほど。
   様々な技術に秀でていたようです。
それでは今回はこの辺りで記事を締めたいと思います。
また次回お会いしましょう、さようなら。
スポンサードリンク

コメント