【遊戯王】八咫烏について【なぜ禁止なのか】

OCG
カードの引用:スタジオ・ダイス/集英社/KONAMI

こうなっては手札に戻るデメリット効果も、「相手ターンに除去されない」というメリットにもなってしまい、八咫烏対策を難しくしてしまった要因の一つでもあるでしょう。

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ヤタロック

   こうした八咫烏のドローロック効果を存分に生かしたのが「ヤタロック」と呼ばれるドローロック戦術


エラッタ前の混沌帝龍によりお互いの手札とフィールドを全て墓地に送り、墓地に送られたクリッターの効果を発動、
八咫烏をサーチしガラ空きになった相手にダイレクトアタックを決めドローロックに陥らせてしまう、というもの。

八咫烏のドローロックを邪魔し得る場のカードを葬れるため安全に八咫烏の効果を通すことができ、
また相手の手札も墓地に送られるたドローロック状態と合わさって反撃することもかなわない、という最悪のシナジーを誇ります。
以上の点から一度決まってしまえば対抗する術はほとんどなく、
八咫烏を召喚→ドローロックを繰り返すだけでゲームセットに持っていくことができる「ヤタロック」は凄まじい制圧力を誇っていました。

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禁止化、そして環境の変化

   しかしその凶悪な性能から当然禁止カード入り。公式戦で八咫烏を見ることは叶わなくなりました。
  
    また、ドローロックに陥って詰んでしまうのはいわゆる第8期まで
    現在は墓地からモンスターを複数体展開したり、ドローしたりサーチ出来たりるの当たり前の環境であり、
   「ドローフェイズのみを潰す八咫烏では相手の行動を制限し切ることが難しく
    手札誘発カードの存在もあり、以前のように完全にロックをかけることは難しいと考えられます。
それでは今回はこの辺りで記事を締めたいと思います。また次回お会いしましょう、さようなら。

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