今回はススススの実について。
革命軍のカラスが食べた能力ですね。
ススススの実
自身の身体を煤(すす)へと変化させ、自在に操るスス人間。
作中の描写から考えると自然系の能力と考えるのが妥当か。
モチモチの実のように、“自然系に擬態した超人系”の可能性もあるが。
いずれにせよ自然系能力または特殊な超人系の悪魔の実に分類されると思われるため、この記事でもそのように扱う。
自然系特有の“受け流し性能”や“流動する身体”により、
高い防御力と機動力を誇る。
作中では特に動物の「カラス」のような物体を何羽も生み出しており、
それを連絡役のようにして操っている。
特筆すべきはこの点で、自身と切り離した物体に発話能力を持たせることができる点。
これは他の自然系には見られない特徴である。
また、カラスに変化しているが故に、自然系の中でも飛行能力に秀でた活躍を見せている。
活躍はそれだけにとどまらず、攻撃面でも能力の応用を見せている。
作中では大量のススを集めて固めて、ダメージを与える技としていた。
飛行・連絡だけでなく、純粋な戦闘においても使い勝手の良い能力である。
発話能力
上述したように、“分離した自身の身体に発話能力を持たせている自然系”というアイデンティティを持っている。
これによりマリージョアでの戦闘のように、敵味方が入り混じる乱戦においても的確な連携が可能となる。
また、敵集団の中にカラスを何羽か忍び込ませ、適当な情報を囁くことで、ブラフで撹乱させるということも狙える。
分身を生み出しコントロールする
ビスビスの実のように自身の分身となる兵隊を何体も生み出し、それらを自在に操るという芸当も意外と希少な能力である。
仮に発話能力が無くても、この一点だけでも能力の利便性は非常に高い。
物理的破壊力を伴った人海作戦を、ススススの実一つで成立させることが出来るのは優秀。
一度生み出したカラスを自在にススに戻し、さらにまたカラスに変化させる、といった循環も可能。
敵の攻撃を受けてススに戻すことで、敵に「仕留めた」と思わせておいて…という芸当も可能。
自然系特有の高い戦闘力だけでなく、
自身の分身となるカラスを量産したり、
さらには“言葉”を操る能力も持つことから現代の情報戦にも介入できる、
自然系の中でも屈指の応用力を持つ優秀な悪魔の実といえる。
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