【M-1グランプリ】決勝進出しやすい漫才、優勝に有利なネタについての考察

お笑い

優勝しやすいネタについて

では次は決勝進出だけでなく優勝も狙いたい場合について有利な要素を考察します…が、

ここに関しては正統派の漫才師が絶対有利です。

正統派から大きく外れたネタの場合は、よほどクオリティが高く無い限りまず可能性はありません。

現に優勝してきた漫才師はそのほとんどがオーソドックス、あるいは正統派の漫才師です。

例を挙げて説明しましょう。

例えば7人の審査員の内シュールネタを高く評価する審査員が2人ほど居たとして、

それらの審査員の前で正統派ネタとシュールネタを披露したとします。

【ファーストラウンド】

正統派ネタ:88.88.88.88.88.88.88 計616点

シュールネタ:85.85.85.85.98.98.85 計621点

ファーストラウンドでは上記のように、仮に2人しかシュールネタを評価する人がいなかったとしてもシュールネタが上回る可能性があります。

しかし上記の審査員の評価を最終決戦に置き換えた場合、

【最終決戦】

正統派.正統派.正統派.正統派.シュール.シュール.正統派

と、シュールネタを評価して居た審査員は57票にしかならず、

ファーストラウンドでは得点で上回れていたはずのシュールネタが敗退することになってしまいます。

80〜100の得点制とは違い、優勝を争う最終決戦は1か0かで競う投票制です。

シュールなネタよりも正統派ネタの方が多くの人に受け入れられるわけですから、

優勝するには、より受け入れられやすい正統派漫才師が有利といえます。

というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。

それではまた次回お会いしましょう、さようなら。

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