そのため近年でいえば銀シャリや和牛、スーパーマラドーナのような優れた実力を有する正統派漫才師が複数いる場合、
それらのコンビが長く決勝に上がり続けるため、他の正統派漫才師が決勝に進出する枠はやや少なくなってしまうといえます。
一方、正統派から大きく外れるコンビの場合、決勝に進出出来る枠は多くても2組程度。
とはいえ母数が少ないため競合する相手はあまり居ません。
また正統派漫才師とは違い、キャラクターやインパクトに依存しがちであるため、
観客に飽きられたり慣れられるリスクが高いため、
長きにわたって決勝に進出し続けることは難しいポジションにあります。
初出場コンビを決勝に進出させたい大会側の狙いもあって回転率も高く、
比較的上がりやすいポジションといえます。
正統派と比べ、決勝戦にて視聴者の記憶に残りやすいというメリットもあります。
1度でも決勝に上がりたいのであれば王道から外れた漫才を、
決勝に上がり続けたいのであれば正統派漫才を磨くのが賢明と言えるでしょう。
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