弱点
とはいえ血液にはその「量」の限界があり、煙を操作するモラウと比べると能力を広がる範囲という点ではやや劣るでしょう。
また「血液」を操作する以上、氷結能力を有する念能力や、
無機物を無効化してしまうシズクを筆頭とした能力者等とはやや相性の面では不利といえます。
そして相性最悪なのは毒物を操る能力者の場合。
血液を操るということは少なくとも傷口がどこかにあるわけで、そこを集中的に狙われることになってしまいます。
また操っている血液に毒物を混入させられてしまい、操り終えた血液を自身に体内に戻した結果、致命的なダメージを負ってしまう、というリスクもあります。
もちろん操った血液を体内に戻さなければこの問題は回避できるわけですが、そうした場合慢性的に血液不足に苛まれることになってしまいます。
常に輸血を要する身体になってしまうわけですね。
と、汎用性の高い操作能力かと思いきやその実 かなり身体に制約を強いる能力といえます。
というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。また次回お会いしましょう、さようなら。
コメント
血流を加速させてドーピングみたいな使い方もあるかも
なるほど、身体に負担を強いる代わりに劇的に身体能力を強化するというのは確かに考えられますね