【エド&アレン&サヤカ】遊戯王ARC Vの良かったところをキャラごとに振り返る:エクシーズ次元編【グロリア&グレイス】

みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。

今回はエクシーズ次元編のキャラクターについて。

登場数が少ないのですぐに終わりそうですが見ていきましょう。

カイト

ハルトォォォォォ

…は今回は登場せず。

エクシーズ次元編から更にキャラクター描写が雑になっていくのですが、

カイトくんもその被害者の1人。

ずっっと敵だったのに何のフラグも描写もないまま唐突に仲間になり、唐突にデニスくんを追いかけ始め、唐突にエドと共にユーリに倒されるという、

その行動原理が誰にもわからないミステリアスなキャラクターでもあります。

ひとつひとつ描写を丁寧にしていればこういう所でキャラクターの魅力が削がれずに済んだものを、

作り手側の作品に対する不誠実な態度故に何の罪もないキャラクターが株を落としてしまう例と言えるでしょう。

遊勝

この作品の名実ともに戦犯。

デュエルの内容はたしかにちゃんとエンタメしていましたが、デュエル以外の全てで株を落とす男

勝手に次元を移動するのも

それを家族にいわないのも

そのせいで息子がいわれのないバッシングを受けることも

足が悪いから明日香さんに頼っていたはずなのにデュエル中は飛んだり跳ねたりしていたのも

なぜかデニスのエンタメを否定しているのも

自分が原因となった問題の解決に当たろうとするユウヤに厳しいのも

拘束剣によりデュエルそのものの意義を破壊したのも

これだけやらかしている割に作中では色んなキャラクターから絶大な支持を受けているのも

とにかく株を落とすポイントが多い多い。

もちろんこういったキャラは他の作品にもいますが、

遊勝さんが批判の的になるのはやはりキャラクターとしての魅力が圧倒的に欠けている所でしょう。

その代わりに上記に挙げた点ばかりが目につくため、我々視聴者は「凄いエンタメデュエリストだ!」という思いよりも「不快だ」という思いが先行してしまうんですよ。

例えばインセクター羽蛾が作中であらゆるデュエリストから支持を受けていたら我々視聴者からすると

「いやいや、でもこいつこんな卑怯なことばっかしてるんだぜ、こんなやつを支持する奴ばかりなのかよこの作品」と冷静に思ってしまいますよね。

実際は作中のキャラからもインセクター羽蛾は「卑怯な奴」と認識され、当人もたびたび痛い目にあい、それでも諦めずにまた狡猾な手を打つからこそ我々も共感できますし、「キャラクターの可愛げ」が出るわけですよ。

遊勝さんに関しては視聴者の認識と制作側の認識のズレにより生じた悲しきモンスターと言えます。

良かったところは唯一デュエル内でのエンタメ要素。花火に頼らないエンタメはたしかに引き込まれるものはあったので、

キャラとしての信頼度が落ち切る前にああいうエンタメを連発していればもう少し評価も上がったのかなぁと思います。

アレン&サヤカ

特に言うことはありません。

プラスもマイナスも無い無味無臭のキャラクターたち。これは褒め言葉です。

とはいえこの2キャラに関してはキャラクター性というよりはストーリーにおける必要性というところに疑問符がつきます。

この2キャラを新キャラクターとして登場させるほどの意味が果たしてあるのかどうか、

どうせ出すのであればもう少しストーリー内での役割を与えて欲しかったところ。

グロリア&グレイス

可愛い

ただユウヤくんのエンタメ落ちするのは少し考えて欲しかったところ。

ユウヤくんの考え方に惹かれて、とかならまだわかるんです。

ユウヤくんのエンタメに惹かれて、ってもうそれただの花火大会みたいなものじゃないですか。

夏にあちこちでやってますよ。

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