【逃げ上手の若君】清子について【摂津親鑑/略奪?惨殺?凌辱?】

漫画

みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「逃げ上手の若君」に登場する、摂津親鑑の娘、摂津清子というキャラクターについて。

はい、今回の記事も、ストーリーの詳細な内容や画像についてはネタバレになり得る上、著作権違反に該当する可能性も出てくるため触れることはできませんので伏せます。

「逃げ上手の若君」を既に読んだ方には伝わる形で、まだ読んでいない方にも魅力が伝わるような記事を目指しています。

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清子について

清子とは、幕臣である摂津親鑑の娘であり、時行と将来を共にしようと画策する女の子のことです。
多くの人物が尊敬する足利高氏を「足利なんか」と評したり、
逃げ腰の時行に対して発破をかけるなど、
気が強い性格が特徴。

また時行が将来、高氏に対して命令を下す立場になること、
お飾りの王でも贅沢な暮らしができること、
時行の才覚の無さや優しさを持ち合わせていることなどを把握したうえで、
嫁ぎ先として選択するなど冷静な状況判断としたたかさが垣間見られました。

そんな冷静な娘の姿に、父である親鑑も思わずたじたじになっている様子が描かれているのも面白いですね。
娘は強し。

時行に対し積極的にアプローチを仕掛けるなど、打算的かつ行動力に長ける人物と言えます。
現実的で感情移入しやすく、表情豊かでコミカルなキャラ造形故に、彼女に好感を抱いた方は多いのではないでしょうか。私もその1人です。

時行の優しさに気づいていた数少ない登場人物の1人というのは実は非常に重要なポイント。

「不甲斐ない少年」としか時行を見ることができなかった父親と比べ、

優しさに気づいた点、

お飾りの王であっても自分の暮らしに大きなメリットがもたらされる点などをきちんと把握していることから、

かなり物事の核心や大局を見る力に秀でているのでは。

仮に時行を支えていく立場になると、姉さん女房のように力強く牽引していけるのではないかと思いますし、

実際その様子もイメージができます。

時行の逃げ上手をある程度受け入れつつ、きっちりさせるところはさせて役目を果たさせる、的な。

 

略奪

さて、このキャラクターは作中でとある描写がされるのですが、その際のコマ、特に表記についてネット上で考察が深められました。
「略奪」という表記はあくまで少年誌用に気を遣った表現もであり、
実は「凌辱」を意味する「略奪」表記ではないか、とする声が上がっているのです。

実際のコマの描写からも、
この説を支持する読者は少なくありません。
(この点についてははっきり明言されているわけではないので、あくまで可能性という意味での考察になります)

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