場面は変わり特命は、かつて起きた蓮見息子が被疑者を射殺してしまった事件について調べていました。
威嚇射撃したものの、ナイフを持っていた被疑者が先輩警察官を襲い続けたため蓮見息子が射殺したのでした。
本来であればどれだけ被疑者に非があったとしても射殺してしまうと警察官にとって汚点になるのですが、
蓮見息子の場合は印象操作され、武勇伝のように伝えられていたのでした。
なるほど、蓮見息子にはそんな背景があったのですね。
にしても相棒では以前にも警察官の被疑者射殺が取り上げられました。
私は警察官でもなければ射殺した経験もありませんが、
当の本人にしかわからないショックがあるのでしょう。
cmあけ、田村という運転手が乗るタクシーに乗り込む特命。
以前は警察官だった田村から、過去の事件の真相を聞き出します。
実は過去の被疑者がナイフを持っていなかった可能性が浮上。後でナイフを握らせたとすると、あの射殺の件は全く話が変わってきます。
どうやら蓮見息子はナイフを持たない被疑者を殺害してしまい、それを正当防衛にすべく蓮見父が取り計らったようでした。
蓮見息子はなにやら険しい表情で仕事場から離れるカットインが。
さて場面は戻りタクシーに、田村が逃走を図るも特命に捕獲。
田村が警察官をやめたのは、過去の事件の隠蔽を行ったから、というものでした。
一方、警備会社では入江の居場所が見つからずやきもきする佐分利&蓮見父。
そこに現れる特命、盗聴器を発見します。
どうやら佐分利たちの話はすべて筒抜けになっていたようでした。
おいおい、オッサンを盗聴するとはどういう趣味嗜好なんだ…?
相棒もついに特殊性癖を取り入れる展開がスタートか…?
時間が経過し、とある公園に居る入江のもとに現れた蓮見息子。
格闘の末入江を鎮静させ、確保します。
「道連れですよ、全部喋りますからね」と話す入江、
しかし「捜査本部に連絡する」と話す蓮見息子。
そこに現れたのが雨宮。
実は入江とつるんでいたのは雨宮でした。
「あなたがどうするか全部見てた。入江を捕まえるのか、それとも3年前のように殺すのか」「彼のように」と話す雨宮。
かつて射殺された安藤は、実は雨宮の大切な人でした。
イエス!!雨宮黒幕説当たり!!!(反応がおかしい)
銃を持ち出す雨宮、蓮見息子を「彼と同じ痛みを味わせてあげる」「どうして殺したの」と追い込みます。
蓮見息子は「窃盗犯に遭遇したところ、ナイフで先輩を切りつけられ、追いかけた先で現れた安藤を誤って発砲してしまった」ということでした。
なるほど、安藤は犯人ですらなかったわけですね…
そこに現れたのが特命。
「安藤さんが好んでモチーフにしていたのがガーベラだった」
「真相追求のため会社に潜り込んだ」
ことが判明します。
盗聴器を仕掛けたのも、特殊性癖の犯人ではなく雨宮さんの作戦のうちでした。
右京さんは「真実が知りたかったんですよね、ならばもう十分じゃありませんか」
「あなたはそこまで悪いことをできる人間じゃない、目を見ればわかる」と、
ダンブルドア校長のようなことを言い始め説得。
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しかしとっさの隙に銃を手に入れた入江が攻勢に。
入江が銃を向けた瞬間、現れた冠城の懐中電灯のフラッシュにより制止。
事件は解決を迎えたのでした。
隠蔽を図ったことで蓮見息子は取り調べ、佐分利&蓮見父は逮捕。
さらに3年前の不祥事を掘り起こされたことで衣笠副総監はブチギレの様子。
これは今年更に特命と副総監の関係が激化しそうな予感ですね。
ラスト、被害者の会に対し深々と頭を下げる雨宮さん。
とにかく今回の話は「復讐」が大きなテーマとして掲げられましたが、
事件の真相が真相なだけにやるせない点がありますね。
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