Level5:極寒地獄
囚人の推定平均懸賞金:1億ベリー以上
Level3〜4とは打って変わってフロア全体が冷気につつまれた極寒の空間。
あまりの寒さに電伝虫が耐えられないため、通信の類はすべて遮断されるのが特徴です。
囚人たちは囚人服1枚のまま収監され、常に冷気に晒されることになります。
食料が凍りついてしまうためまともに栄養を補給することができず、
身体も凍りついた結果指が落ちる、ということも日常茶飯事。
また牢屋の外には「軍隊ウルフ」という狼が放し飼いにされており、
上述のバジリスクやスフィンクスをも平気で捕食してしまうほどの凶暴性と戦闘力を誇ることから脱獄は至難を極めます。
Level5.5:ニューカマーランド
とある脱獄囚がLevel5とLevel6の間に形成した囚人たちの天国とも呼べる空間。
革命軍のイワンコフが実質的にこのフロアを取り仕切っており、他フロアの囚人をLevel5.5に連れ込むこともしばしば。
事情を知らない囚人や監獄の職員たちはいつのまにか囚人が消える現象を「鬼の袖引き」として恐れられていました。
Level6:無間地獄
推定平均懸賞金:5億ベリー以上(王下七武海に加盟したことで懸賞金が低く設定されている囚人も存在する)
その凶悪性の高さから存在をもみ消された囚人達が投獄されるフロアであり、世間にこのフロアの存在は公表されていません。
このフロアには拷問や苛烈な環境といった囚人を物理的に苦しめるギミックは一切存在しておらず、
牢屋の他にはただひたすら闇が広がるだけの「無」が特徴。
身体的な苦痛を強いられるLevel1〜5と比較した場合非常に楽そうな印象を受けるフロアですが、
「終わることのない無限の退屈」が続くとなると、精神的に受ける苦痛は凄まじいものでしょう。
「何もないまっさらな部屋」に1時間居ればその苦痛を感じることができるかもしれません。
とはいえLevel6の場合は周囲に他の囚人が居るため、比較的賑やかでしたね。
一人一人を独房に入れておく方が孤独感も増し、読者にも「無」の残酷さが伝わったかもしれません。
インペルダウンの概要は以上。
というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。
また次回お会いしましょう、さようなら。
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