【ネタバレ配慮】218話→219話「遠征選抜試験」感想【ワートリ/ワールドトリガー】

ワールドトリガー
※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

さて今回の展開予想としては、やっぱりチームを分断して取り組むのではないかなぁと予想。
現実問題、まともに取り掛かっていては時間が明らかに足りませんので、
“分断した方が効率的”というよりは“分断せざるを得ない”のではないかなと。
そしてなんとかミッションをこなそうとするも、あちらを立てればこちらが立たず、あるいは二兎を追う者は一兎をも得ず、
特別課題もシミュレーション戦闘も、いずれも微妙な結果に終わるのではないかなぁと予想しておきます。

今号の感想

さて今回は特別課題2に対する各隊の取り組み方の違いが顕著でしたね。
「気を遣える」こと自体がメリットにもなりデメリットにもなる、というのは個人的に面白いなと思ったポイントでした。ある程度我を通せる人間も大事ですよね。

多くの隊が取った「戦闘シミュから特定の人物が抜けて、特別課題に取り組む」という行動。
いくつかの隊では、戦闘シミュにおける戦略的重要度が低い人物が特別課題に取り組む流れとなっていました。
“みんなで同じ作業に取り組め”という縛りでないために、
このような精神的負担を伴う駆け引きが生まれるのはしんどそうなところ。

特別課題の内容だけでなく、“特別課題に誰が臨むべきか”という点でしんどい思いをすることになる隊はそこそこありそう。
どの隊がメンタル的に削れそうなのかはネタバレになってしまうため本誌を読んでいただくとして、
今回の特別課題に関する個人的な結論をここに掲載しておきます(外れたら笑ってください)。




ランク戦の意義はつまり実戦を想定した訓練であり、
では実戦とは何かというと“戦場での戦闘”ということになります。

ただの戦場であれば、例えば侵略する側と侵略される側で、基本的には1対1の構図になります。
第三者の援軍があったとしてもそれはどちらか一方に加勢する形となるため、1対1の構図は変わりません。

ではなぜランク戦は三つ巴・四つ巴での戦闘を基本としているのか?
ずばり、ボーダーが想定している戦場とは、近界及びそこに関連した場所、ということになります。
近界に関連した各勢力による戦闘の想定、戦いの構図は1対1に留まらないのでは、という考えから、
実戦を想定したランク戦では三つ巴・四つ巴が基本となっているのだと思います。

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