【デュエルリンクス】ヴェノム襲来…?毒邪神ヴェノミナーガデッキが弱い理由【キング帯で調整】

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※記事内の画像に関しては、

Konami Digital Entertainment,スタジオダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI,アプリ「デュエルリンクス」より引用しております。

召喚できても…

ここが恐ろしい問題点。

そうなんです、出しても負けてしまうんです。

「でもヴェノミナーガはカード効果を一切受けないし戦闘で破壊されても蘇るよね?強くない?」という方もおられるかと思います。

順を追って説明しましょう。

例えばコンボデッキで皆さんが最優先に考えることが何でしょうか。

多くの方が「コンボを成立させるスピードが大事」であると考えるのではないでしょうか。

当然ですよね、

速やかにコンボを成立させた方がこちらの思惑通りの展開を進めることが出来ますし、

早い段階でコンボを成立させなければこちらがデッキパワーで劣っている状態でデュエルを進行しなければなりません。

そもそもコンボをスピーディに安定して成立させるためにデッキ構築の段階から工夫しているのですから。

しかしこのデッキでは最短でコンボを成立させてしまうと看過しがたい問題点が浮かび上がるのです。

例えばこのデッキにおける理想的な初手は先ほども挙げた通り

「スネークレイン」「邪神降臨」「リミットリバース」が揃っている状態です。

これを妨害を受けない先攻時からフルで発動していったとしましょう。

具体的なルートとしては


①スネークレインにより適当な手札を切りつつヴェノミノンを含めた爬虫類族4体をデッキから墓地へ送る

②邪神降臨とリミットリバースを伏せる

③相手ターン中にリミットリバースを発動、ヴェノミノンを蘇生させる

④自分ターンにヴェノミノンの表示形式を変更、リミットリバースにより自壊

⑤邪神降臨を発動、ヴェノミナーガを特殊召喚する


というのが理想的な展開ですね。

これにより、攻撃力最大2000〜2500のヴェノミナーガがフィールドに現れるわけです!!

…弱くね?

はい、これがヴェノミナーガデッキのある意味最大の問題点と言っても良いかもしれません。

確かにあらゆる効果を受けない耐性は強力です。

しかし相手のカードを破壊したりカードをドローしたりといった効果は一切持ち合わせておらず、

スネークレインで手札の爬虫類族を墓地へ送ったとしても攻撃力は最大2500。

つまり最短でコンボを成立させてしまうと「相手のカード効果を一切受けない攻撃力2000〜2500の通常モンスター」にしかならないわけです。

これは厳しい。

現環境ではこの攻撃力を優に超えるモンスターがバンバン出てきますから

ヴェノミナーガでごり押しする、という戦略が取れず、

戦闘破壊されるたびに攻撃力が500ずつ減っていくため逆にサンドバッグになりかねません。

特にアルマデスや古代の機械熱核竜等は遭遇率が高く(というかアルマデスはほぼ全てのデッキから現れる)、

ヴェノミナーガデッキが活躍しづらい環境と言わざるを得ません。

キラースネーク等を絡めてもう一発スネークレインを撃つ事が出来れば良いですが、そこは完全に運頼み。

キーパーツを揃える段階で相当の運が必要であるにも関わらず、

ヴェノミナーガの攻撃力を上げるためには更なる運が必要となる、というのはコンボデッキとしてはかなり苦しいところです。

コンボを最短ルートで成立させる事が出来たとしても高い確率で劣勢になりかねない、

というコンボデッキとして致命的な欠陥を孕んでいるのは大きな問題点と言えるでしょう。

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