必ず また舞い戻ってこの恨み晴らしてやるからなウェカピポよォ〜〜”
20th Century BOY
自身が受けるダメージを全て周囲に拡散される、絶対的な防御力が売りのスタンド。
衝撃や無酸素などの状態もダメージとして受け流せるため、発動中は一種の無敵状態となる。
あらゆる攻撃を無力化できるため、“負けないこと”だけを考えれば最強クラスの性能に近い。
しかし強力な防御性能と引き換えに、能力発動時は行動不能の代償を背負う。
そのため、この能力を発動しながら突進するといった作戦は不可能。
作中では能力発動時に自爆攻撃を仕掛け、相手にのみ一方的にダメージを与えようとする作戦に出ていた。
ただし、防御力以外に特殊な能力を一切持たず、行動不能のデメリットがあまりにも大きい。
防御時は隙だらけのため、凶器を突きつけながら防御姿勢を取らせ、その間にマジェントの周囲に拘束用の鉄鎖を仕込むなど、なんとでも料理出来てしまう。
スタンド解除からの動き出しの瞬間を当然狙われる上、敵からの攻撃を予期できなければ防御姿勢を取ることもできないため、
奇襲や死角からの狙撃などにも遅れを取る。
そのため、マジェント側はこのスタンドだけで勝とうとするのは難しく、
他に攻撃役となるパートナーと組んだり、自爆用の爆弾をいくつも準備しておくなど、サポートが不可欠。
相手にマジェントのスタンドの性質を理解されると当然防御時の隙を狙われるため、人間相手の頭脳戦は分が悪い。
一方で、“マジェントの隙を突く”という思考をすることがない「災害」の類には滅法強い。時間経過でやり過ごせるため、災害に対するケアは他のスタンドと比べて出来ている能力といえる。
総じて、単独での戦闘向きではなく、この能力を生かすためのサポート手段は不可欠。
無敵の防御力自体は替えが効かない強みなのだが、その間行動不能になるため実質自分にとっても相手にとっても無敵の時間になりやすい。
極寒の地、灼熱の地、有毒ガスが蔓延している環境など、出来るだけ過酷な状況で戦闘を行うなどして、
“このスタンドで守り続けている間も、相手にダメージが蓄積される”というような状況下で戦うことが望ましい。
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