男の世界へ…………”
マンダム
記憶だけを残し、6秒時間を巻き戻す能力。
能力発動のインターバルは“6秒以上”。
一撃で倒されない限り何度でも時間を戻し、擬似的な回復手段のように扱える。
巻き戻す際には記憶が持ち越されるため、相手が仕掛けてきた攻撃手段を把握しながら蘇生できる。
その性質上、一度受けた攻撃は対応しやすくなっていくため守りは堅牢。
例えば背後から奇襲を受けても、時間を巻き戻すことでその奇襲には対応できるようになる。
相手が遠距離攻撃を仕掛けてきてもその射程と速度を把握した上で対応できるようになる。
そうやって次々と巻き戻していくことで相手の能力や攻撃手段等を把握していき、じわじわと追い詰めていくのがこの能力の真骨頂と言える。
ただし、巻き戻した直後に大ダメージを受けるような展開だけは避けたいため、
出来る限り相手に間合いを詰めさせたくはないところ。接近戦では例え時間を巻き戻せても再び大ダメージを受ける可能性が高い。
そもそも時間を巻き戻すだけで他に戦闘用の能力を持たないスタンドであるマンダム側が、真正面から殴り合っても火力負けする可能性が高いため、近距離戦闘は避けたいところである。
理想は中・長距離での戦闘。相手の攻撃がマンダム側へ到達するまでに時間がかかるため、一度相手の攻撃を見たあと時間を巻き戻し、その後はネタバレしている攻撃に対して余裕をもって対応…という流れをとれる。
仮に相手が近づいてきても時間を巻き戻し続け、
こちらはその度に相手の隙を探りつつ一方的に銃や爆弾、トラップなどで攻め立てる…という展開が望ましい。
なお、「腕時計の針はあくまで精神的なスイッチに過ぎない」らしく、
やろうと思えば腕時計に直接触らなくても能力を行使できる…ということなのかもしれない。
しかし作中でリンゴォは腕時計に直接触れることでしか能力を発動しておらず、実際のところは不明。
もしかすると、リンゴォの矜持として「戦闘中は、能力の発動をしっかりと相手に公開する」という制限を自らに課していたりするのかもしれない。
なお、戦闘以外では日常生活でも大いに役に立つ。
自分や大事な人が不意に怪我や事故に巻き込まれたとしてもこの能力によって対応することができ、
他にも仕事上のミスや恥ずかしい失敗などはこの能力によってリカバリーが効く。
記憶は持ち越されてしまうが、そもそもほとんどの人は「時間が巻き戻った」などという発想に至るとは考えづらい。
恥ずかしい記憶を周りの人に持ち越されてしまっても、「なんで急に変なこと考えちゃったんだろう」と思い直され、すぐに忘れ去られるだろう。
色々な意味でリカバリーが効く能力のため、需要は一定数ありそうである。
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