直訳は「サウンドマン」
我が部族の言葉で「音」をかなでる者と呼ばれている”
イン・ア・サイレント・ウェイ
「切った音」「破壊した音」「燃やす音」など、音を形にして相手に送り込むスタンド。
その音の形に触れると、音の通りの現象が起こる。
斬撃、破壊、炎など色々な種類の能力を一度に扱え、さらに“音の形”自体を盾にしたり足場にできたりと、汎用性の高さが光る。
ずば抜けた何かを武器とするスタンド…というよりは、
色々な使い道が出来て対応力が高く便利なスタンド…という具合だろう。
出せる音の数や種類も豊富であり、
シンプルな物量作戦を仕掛けても強力なスタンド。
足の速いサンドマンが相手からの攻撃を回避し、距離を取りながら様々な音を連発するだけでも厄介極まりない。
一つの音に対処できても他の無数の音で攻め立てられ、終わりの見えない消耗戦を強いられる。
作中で確認できた範囲でもかなり多くの“音”を生み出しており、スタミナ面での不安もそれほどない。
なお、“音”というのは実際膨大な数があるのだが、“戦闘向きの音”は本編に登場していたもので全てなのだろうか。
サンドマンもスタンドで出せる音は一通り試して、その中で戦闘向きの音を厳選して作中の戦闘で使用していたはずである。つまり、あの戦闘で使われた音以外にそれほど強力なものはなかったのかもしれない。
しかしスタンドの成長性はB、まだまだ出せる音のレパートリーを増やせる余地はあるはずだ。
ちなみに、作中序盤ではサンドマンが砂を操っているかのような描写が確認されていた。
しかし実際のところサンドマンのスタンドは音を具現化し操る能力である。
特殊能力で砂を操っていた…というよりは、スタンドが物理的に砂を動かしていたのかもしれない。
あるいは、大統領により別の世界から連れてこられたサンドマンだったのか…。
ひょっとすると、“砂が動く音”を具現化し、それによって操っていた可能性もある。(このスタンドでどの程度のことまで現象として起こせるかは謎だが)
真相はサンドマンのみぞ知る。
なお、性能が類似するスタンドに“エコーズAct,2”が存在する。
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