【キセキの世代】黒子のバスケのベスト5を考える【& 監督】

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今回は黒子のバスケにおけるベストメンバーを考えることに。
果たしてどの5人が最強なのか。

キセキの世代をベースに考える

というわけでベスト5を考えていくわけですが、今回選考をスムーズに行うために、キセキの世代の5人をベースとして、有力選手と比較しながらスタメンを洗練させていきたいと思います。

というわけで、キセキの世代の基本のスタメンがこちら。

赤司(洛山)
青峰(桐皇)
緑間(秀徳)
黄瀬(海常)
紫原(陽泉)

この5人を基本のメンバーとして、他の選手が割って入れるかを考えるわけですが…

いや、もうこの5人がベスト5じゃね?

正直これが原点にして頂点、という感じです。
入っていける隙がない。

…と言いつつ、「実はこのメンツに割って入れるだけの選手がいるんじゃないか?」というのを見ていきたいと思います。

まず、このメンツに対抗できる選手の条件ですが、
キセキの世代のメンバーの能力的な下位互換にならない選手”というのが絶対条件。

ただ速いだけ、ただ力があるだけ、という選手は評価の土俵にすら上がれないと考えます。

その上で、候補に上がるのが火神、黒子、灰崎、氷室、黛、無冠の五将辺り

無冠の中でも、卓越した頭脳&条件付きの100%スティールを誇る花宮と、緑間にないシュート性能を持つレオ姉はキセキの単純な下位になりづらいか。一方、無冠の残りの3人はキセキの下位に位置する性能になってしまっている部分は大きいか。

花宮は瀬戸がいる、という条件付きの能力発動とはいえ、正直キセキの世代であれば瀬戸の代わりは務まる気がしないでもない。
特に明晰な頭脳と眼を持つ赤司であれば、代替は可能な気はするので、十分候補に挙げていい気はします。

レオ姉に関しては、緑間とは別ベクトルで進化しているシューターというのが高評価。
緑間もシュート精度以外のスペックは高いのでしょうが、シュートに至るまでの過程という部分ではレオ姉に固有の利があると判断できます。

というわけで改めて、火神、黒子、灰崎、氷室、黛、花宮、レオ姉という7名の中で、キセキの世代の座を脅かす存在がいるのか、という話。

単純にキセキの中で1番尖った能力が少なそうなのは、パーフェクトコピー&ゾーンを使っていない時の黄瀬なので、
もし通常時の黄瀬くんより能力の高い選手が他にもいる場合はその選手をスタメンに起用し、
パーフェクトコピーを使うときは黄瀬をコートに入れる、という動かし方が1番いい気はします。

通常時の黄瀬くんは他のキセキと比べて尖った性能が少ない一方で、パーフェクトコピー&ゾーンをもつ黄瀬くんは文字通り一人で相手を制圧できるだけの力はあるので、
シックスマン的な役割がぴったり。

ということで、通常時の黄瀬くんを上回る存在がいるかどうか、というのを考えていきたいわけですが、
これは結構該当する気がしますね。

単純なステータスが1番キセキに近く跳躍力という大きな強みを持つ火神、
キセキ並の特異さを持つ黒子や黛、
直接対決で(黄瀬が怪我をしているとはいえ)通常時の黄瀬を圧倒した灰崎、などなど。
先程話した花宮やレオ姉を投入しても良いし、氷室は…ちょっと使い方が難しいか。

氷室に関しては格下に対しては圧倒できそうなのですが、キセキクラス相手にはともちげされそうなので、ちょっと活躍は厳しそうなところ。
氷室は残念ながら今回選外、ということにします。

ちなみに格下への制圧といえば灰崎もなのですが、
灰崎の場合は通常時の黄瀬と同程度のスペックを持ち、
技を奪っていく特性上コートにいるだけで永続的に相手チームの戦力を削っていけるため、
影響力がめちゃくちゃ大きいのが魅力。

何より黄瀬と交代で灰崎を使うことで、同じタイミングで性格的に相性の悪い二人が同居することがなくなるため、そういった部分のケアがしやすいのも強み。

というわけで、当時黄瀬が怪我をしていたことを考慮しても同等クラスのステータスを持ち、かつ技を奪える灰崎が有力候補になるでしょうか。
キセキクラスの技をコピー出来ないのは通常黄瀬も灰崎も同じなので、通常状態に限って言えば灰崎の方が影響力は高い印象

灰崎をスタメンに配置して相手を弱らせ、ここぞという局面でパーフェクトコピー黄瀬を投入、完全制圧…という流れが理想的。

・スタメン

赤司(洛山)
青峰(桐皇)
緑間(秀徳)
灰崎(福田総合)
紫原(陽泉)

・ベンチ

黄瀬(海常)
黒子(誠凛)
黛(洛山)

この帝光初期メンバー達で埋めるスタメンはかなり強そうですね。

あと一つ考えたのですが、黒子と黛がそれぞれ違う系統のミスディレクションを習得すれば、
第1Qは黒子、第2Qは黛、第3Qは黒子、第4Qは黛…という感じで、
延々と見えない選手を配置し続けることができるのではないでしょうか。

本来時間制限のあるミスディレクションという技術ですが、
似た能力とはいえ、厳密にはそれぞれ派生させて技術を磨いていると思うので、そういったことが出来ると面白そうですね。
ゲームで言うところのハメ技みたいになりますが、実現するとかなり厄介なはず。

ただそんなことが実現できるかは当然作中で明言されていないので、両者ともフルで出すのは現実的ではなく、
あくまで作中の役割通り、“6人目”としてベンチに配置するのが良さそうか。

さて残る候補は火神、花宮、レオ姉ですが…
火神は、高い相手・強い相手の場合の有力候補ではあります。
キセキと比べて突出しているのは高い跳躍力に基づくリバウンドとジャンプシュート、及びダンクですが、
これが機能するのはひたすら高い相手・海外勢のような強い相手。

相手より先にリバウンドの地点に達することが出来る俊敏性の持ち主である青峰や、
素の高さを持ち、同じく敏捷性を持つ紫原がいるため、
それほど強くない相手には火神の高さは過剰で、火神以外の選手で十分間に合います。

得意なジャンプシュートやダンクに関しても、高いジャンプ力を持つ火神が撃つことで必殺のシュートにはなるのですが、
「成功率100%のシュート」というのは青峰を筆頭にキセキの標準装備的なスキルなので、
火神だけが特別ずば抜けている…という風には感じづらい。

ちなみに火神とステータス的に近い青峰の場合、同じように「(キセキレベルでは)器用貧乏」…という難点もあるのですが、
青峰の場合は任意でゾーンに入れるのでその安定性の高さは大きい。安定感がとにかく高く、スタメンの適性が抜群に高いです。

一方で火神の場合は、“直結連動型ゾーン”を任意で発動できるようになればスタメンに起用する余地は大きく生まれる。
チームメイトとの連携ありきですが、もしキセキと合わせることが出来ればそれは火神の大きな武器となるでしょう。

また、先ほど触れた「高い相手・強い相手には火神が機能する」という話。
より高さで対抗する必要があるときにむしろ積極的に選出…ということになると思います。

特に身長の高い海外勢や、キセキレベル相手の場合、
キセキの中では器用貧乏気味になってしまう青峰や、キセキ級相手ではあまり機能しない灰崎と代わってスタメン起用、ということは十分あり得ます。

キセキレベルが多い相手には火神、
そうでない相手には灰崎、
というのが役割として良いか。

続いて花宮。
この人が1番難しいのですが、
特徴としては

・ラフプレー
・個人技もある
・高IQの相方がいて、なおかつ相手が頭に血が昇って単調になれば100%スティール(今回のスタメンでは恐らく赤司依存)

という感じ。
これまでの選手とはまた毛色が違うので評価が難しい印象です。

条件のある100%スティールですが、正直条件が多少整わなくても、例えば50%スティールでも十分すぎるほど脅威なんですよね。
なおかつ、ただでさえ赤司は持ち前の眼によりある程度スティールが出来るので、
実際のところ条件が不完全でもかなり高い制圧力は保持できる気がします。

更には“バレないラフプレー”というルールを超えた戦法も持っている。
(モラルに目をつぶれば)キセキの世代でも出来ない必殺技であり、
勝てない相手がいたらラフプレーでご退場願う」というようなこともできる(モラルに目をつぶれば)。
ただ、それが自在にできるのであれば秀徳の緑間相手にやってしまえば良かった話で、
それをしない、ということは「バレないラフプレー」はそう万能に発動できるものではないのかもしれない。

ともかく、高いパーセントでのスティールというだけでも花宮固有の採用理由にはなるのかな、というところです。

あと灰崎との相性も良さそう。

基本的には花宮と赤司で蜘蛛の巣を張って相手のパスを制圧、
蜘蛛の巣を抜け出そうと相手が奇策に動いたら、そのプレイを灰崎が奪って、蜘蛛の巣からの脱出策を封じ続ける。
かなり噛み合いも良くて良い気がします。

蜘蛛の巣が効果的に決まる相手はパス中心のチームだと思いますが、
そういったチームに対しては赤司+花宮+灰崎の3点セットで型に嵌め続けて勝ち、で良いんじゃないでしょうか。
ついでに黒子なんかも居たりすると相手チームは発狂しそう。

問題は蜘蛛の巣がキセキレベルの相手に通用するのかどうか。
作中で黒子に状況を打開されてしまったわけですが、
これは黒子と花宮の相性が単純に悪かったからなのか、
キセキクラスの選手であれば蜘蛛の巣は割と余裕でかわせるのかが気になるところです。

蜘蛛の巣を張るために花宮と連動するのは赤司なので、例えキセキレベルの選手でも花宮+赤司の網はそうそうかわせるものでは無いような気もしますが、
かといってキセキレベルの選手が大人しくやられっぱなし…というのも想像しづらいところ。

元々が100%スティールなので、赤司vs相手のキセキレベルの選手の力関係がイーブンと仮定して、
確率半分の50%スティールくらいに落ち着く…という感じと考えても良いか。
赤司が勝つこともあれば、相手がうまく切り抜けることもあり、それの繰り返し的な。

先ほども触れた通り、正直50%スティール、いやもうちょっと低い確率でも十分過ぎるので、花宮の採用価値は十分あるかなと思います。

相手チームのパスの起点にキセキ並の選手がいたら流石に蜘蛛の巣には嵌めづらそうか。

さて、最後はレオ姉。
シューターとして緑間とは異なる固有の強みこそ持ってはいるのですが、
影響力の大きい灰崎や、スティールで制圧ができる花宮、高さとダイレクトゾーンの可能性を秘める火神、シンプルに能力がエグい黒子や黛と比べると、
レオ姉はちょっとインパクトに欠けるか。

単独で成立する強さではあるのですが、キセキの誰を外して入れたいかというと浮かびにくい。

スタメン候補の中では灰崎や火神と交代しても良いのですが、
キセキ相手の場合はキセキ並のスペックを持つ火神を採用しておきたいですし、
非キセキ相手の場合は、通常黄瀬並のステータスを持ち相手の弱体化が図れる灰崎を採用したいので、
レオ姉を採用する理由がちょっと薄い。

というか非キセキの中では灰崎がエグすぎる。多分ほぼ全てのプレイをパクって使用不能に出来るんですよね。
作中では海常森山のクセのあるシュートや、福田総合の選手のスクープシュートを奪っていたので、
相手の攻撃力を根こそぎ奪えるのはあまりに強い。
というか全部奪っていったらバスケすら出来なくなる気がする。

「“キセキの世代”ならではのプレイは奪えない」という縛りはあるものの、
「“キセキの世代”が行う普通のプレイ」は奪うことはできると思うので、
対キセキでも全く無影響というわけではなさそう。

「何の癖もない普通のシュートやパスは、誰のものでもないので奪えない」みたいな弱点はあるのかもしれませんが、
それでも相手に普通のプレイ以外を許さないというのは、非キセキからするとかなり凶悪な気がします。

レオ姉の話に戻ると、灰崎や火神と比べると役割が薄いため、
今度は灰崎や火神を除く他の選手との交代を考えてもいいのですが、
そうなるとレオ姉を投入するためにキセキの世代の中の1人をベンチに下げることになってしまうため、戦力的に弱体化する可能性さえあるのが気になるところ。

緑間と比べて個の打開力は十分あるのですが、それがキセキ並のパワーかというと、そこまでではない。
灰崎のように相手を弱体化もできないし、火神のようにキセキ級とやり合うことも難しいし、ゾーンに入ることもできない。
緑間とシューターを並べたい時の第一候補として、ベンチに置くのが1番でしょうか。

ベスト5

とまあ色々触れてきましたが、黒子のバスケにおけるベスト5はこちら。

・スタメン

赤司(洛山)
青峰(桐皇)
緑間(秀徳)
火神(誠凛) or 灰崎(福田総合)
紫原(陽泉)

・ベンチ

黄瀬(海常)
花宮(霧崎第一)
黒子(誠凛)
黛(洛山)
実渕(洛山)

基本的にキセキ4人と火神 or 灰崎で回して、パーフェクトコピー黄瀬や黒子を投入するのが強そう。

花宮は正直スタメンに起用しても面白いかもしれない。
上述した通り、
灰崎で基本のプレイ以外を奪って、花宮で基本のパスも奪って…という鬼のようなコンボが成立する。
基本のプレイだけが残った相手はもはやキセキの敵ではないため後は蹂躙するのみ、という流れ。
キセキ級の相手にスティール成功率がどの程度になるのか不明なためスタメン起用は避けますが、十分面白い選手。

キセキクラスまたは海外勢相手→火神
キセキ以外相手→灰崎

というスタメンの分け方。

………

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