【ONE PIECE】海楼石の銃弾を作らない理由【なぜ有効ではないのか】

みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。

今回はONE PIECEにおけるとある疑問について。

なぜ海楼石で銃弾を作らないのか

ルフィが海兵の銃撃をゴムの力で跳ね返す姿を見て、「海楼石で銃弾を作れば良いのでは」と感じたことがある方もおられるのでは無いでしょうか。

私もかつては「海楼石で銃弾を作ればいいじゃん」と考えていました。

しかし海楼石で銃弾を作ることの意味は非常に薄いのです。

主な理由は以下に記します。

海楼石で銃弾を作るには非常にコストがかかる

ONE PIECEの映画において、海軍の元元帥であるゼファーによって語られましたが、

海楼石を細かく加工するには相応の技術が必要となります。

つまり容易に生み出せる通常の銃弾とは違い、

海楼石の銃弾は作れる数に限りがあるわけですね。

海楼石の銃弾を命中させたい相手が少ない

海楼石の銃弾をヒットさせたい相手、

つまり「海楼石の銃弾が有効な相手」というのは具体的にどのような相手なのでしょう。

動物系能力者やほとんどの超人系能力者には通常の銃弾でも十分にダメージを与えることが出来ます。

ここに関してはむしろ海楼石以外の特殊な加工を施し銃弾自体の火力を上げた方が良い、とまで考えられます。

となると、主に自然系能力者やゴムゴムの実、不死鳥の能力者など、

通常の銃弾をものともしない連中が「海楼石の銃弾が有効である相手」ということになります。

しかし自然系能力者というのは本編で語られているように非常に希少な存在であり、

また自然系の多くは海軍に属しているため、(赤犬、黄猿、スモーカーなど)

「海楼石の銃弾が有効である相手(海賊)」の母数は更に少なくなってきます。

つまりそもそも海楼石製の銃弾が必要なケースが無いわけですね。

我々読者はルフィ視点の物語を読んでいる中で銃弾を跳ね返す描写を何度も見てきたため

「どうして海軍は海楼石の銃弾を作らないんだ」と考えてしまいがちですが、

これが例えば道化のバギーなどの他の海賊視点の物語を読んでいた場合は

そもそも「海楼石の銃弾が必要だ」と感じる機会は激減していたでしょう。

更に海軍の視点から見ればルフィは何千何万と居る海賊のうちの1人でしかありません。

そんなどこで遭遇するかもわからないごくごく一部の海賊のために、

海兵全員にコストのかかる海楼石製の銃弾を作りあらかじめ十分に持たせておく、

というのはやはり非常にコスパが悪いと言わざるを得ません。

 

海楼石と銃弾の噛み合わせが悪い

そもそも海楼石は能力者に接触している間のみその効力を発揮します。

つまり海楼石の銃弾が直撃したとしても貫通してしまうと、相手にダメージを与えるだけに留まってしまい、能力は発動されてしまうわけです。

身体を貫通してしまう「銃弾」では海楼石の真価を発揮するにはやや相性が悪いと言わざるを得ません。

更には新世界にはびこっているような能力者の海賊にはまともな銃撃は通用しません。

いとも容易く銃弾を回避したり、そもそも発砲させてもらえなかったりと、

「海楼石の銃弾」以前に「銃撃」そのものが通用しない化け物ばかりですからね。

ONE PIECEの作中でも「銃弾」が勝負の決め手になった、というケースはあまり見る機会は無いのではないでしょうか。

まとめ

つまり海楼石の銃弾は

  • 需要(有効な海賊)が少ない
  • 供給(海楼石のコストや精製技術)が難しい
  • そもそも銃弾が有効な世界では無い

海楼石の銃弾は役に立つケースが少なく見返りも不安定であり、

それなら海楼石の手錠を量産した方がまだ能力者を確実に封じるという意味で有効であるといえます。

というわけで今回はこのあたりで記事を締めます。

また次回お会いしましょう、さようなら。

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