【神奈川から全国まで】スラムダンクのベスト5を考える【& 監督】

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スラムダンクの“ベスト5”を考える

今回はスラムダンクにおけるベストメンバーを考えることに。
活躍の場面が明確に描写されていない選手は今回は対象外とします。

神奈川ベスト5

まずメンバーの選定をスムーズにするために、作中で提示された「神奈川ベスト5」を参考にすることに。
神奈川ベスト5のメンバーは、

・牧(海南)
・神(海南)
・流川(湘北)
・仙道(陵南)
・赤木(湘北)

の計5名。
ここから「この選手を抜いて、この選手の方が入れた方が良くない?」ということを繰り返して、ベスト5を決めたいと思います。

神と三井

まずぱっと見、「神と三井、どっちが上なんだ」という議論はあると思います。

三井は不良だった期間の影響で能力がそれほど高くないように思えますが、
安西先生曰く「今のキミはもう十分、あの頃を超えている」とのことなので、少なくとも高校一年生レベル以上であることは確か。
…というか、流川と1on1で互角という戦績を誇っているので、基礎的な能力に関しては体力以外不安は無いと言っていいでしょう。

肝心の体力不足も、シュート精度を落とす程ではなく、意外と最後まで撃ち続けることが出来ています。
限界ギリギリとはいえ、作中最高クラスの山王相手に最後までシュートを撃ち続けることが出来た以上、
三井の体力はなんだかんだ最後まで保つ、少なくともシュート精度に関してはそれほど影響はない、と考えても良いでしょう。
ただし、シュート以外の動きのキレは著しく低下しているため、
試合後半のパフォーマンスは総合的に見て神に軍配が上がりそうか。

どちらも“入り出したら止まらないシューター”ということですが、
個人的なイメージとしては、より調子が極端なのは三井の方。
三井より良くも悪くも安定しているのは神の方、という印象です。

ここに関してはどちらを選ぶかは人によるかと思いますが、
流川と1on1をして互角という戦績は冷静に見てエグいので、
今回はシュート以外でも脅威になり得る三井を、神の代わりに入れたいと思います。

…というか復帰早々、流川と1on1が互角の三井ってやばないか…?
流川も、本調子でない可能性はあるにせよ、手を抜いたりしたわけではないでしょうし…
そもそも復帰したばかりの三井が本調子でない可能性まであります。
色々考えるとやはり三井と流川の1on1におけるスペックはほぼ互角ということで良いのではないでしょうか。

三井は体力不足でへばってる描写のせいで安定感が無いように見えますが、体力がある時にやってることがエグすぎる。

なお私はスラムダンクで一番好きなキャラが神なのですが、正直もっと活躍場面が欲しかったなぁという印象です。
今後の映画などでもし活躍機会があれば、泣いて喜びたいと思います。

神奈川ベスト5(改)

・牧(海南)
・三井(湘北)
・流川(湘北)
・仙道(陵南)
・赤木(湘北)

はい、というわけで神奈川ベスト5を私なりに決めました。
そして正直他のメンバーは交代する余地が無い気がします。

高砂、魚住、花形がゴリより上と考えれるほど決定的な材料はありませんし、
藤真は「牧や仙道より上」と言える描写が少なく、

…というか、藤真はそもそも活躍シーンがかなり少ないため、実力が測りづらい。湘北戦にて「藤真の支配力が及ばなくなっている」という牧のセリフがありましたが、
そもそも藤真が支配出来ている場面や時間が短い印象です。

湘北から見た脅威という意味で考えても、牧や仙道を確実に超えている、と言える要素は無いのかなと。

清田、フクちゃんは、乗っている時は流川レベルの活躍をすることもあるんだろうな、というレベル。

花道はちょっと難しいですね、山王戦での成長度合いが大きく、
ポテンシャルはベスト5に匹敵、あるいは凌駕してもおかしくない…
…ですが、それでもバスケ歴の浅い初心者故の弱点が多く、安定もしないので、今回は外しました。漫画が続いていたら、ベスト5に食い込んでいった存在だと思います。

宮城リョータも、事前の準備なく山王のゾーンプレスを打開するなどエグい描写もありますが、
3Pの確率の悪さや、牧との比較を考えるとちょっと分が悪いか。

神奈川のネームドキャラで、ベスト5に入りそうな選手は概ねこんな感じだと思います。

全国との比較

さて、ではここからは全国編。
神奈川ベスト5に割って入る可能性のある、全国の強力選手はいるのか。
…というか、実質山王の選手が割って入るかどうか、という話になりますね。

まず豊玉に関しては、南、岸本、板倉あたりがノミネートすると思うのですが、

岸本は正直描写的に脅威に感じる場面が極端に少ないので選考外、
板倉は良い線いってる気はしますが、牧や仙道からポジションを奪えるか、というとちょっと難しいところ。

南に関しては、点取り屋としての活躍場面が不足している気がしますが、
この人に関しては“エースキラー”という特殊な役割があるんですよね。

強力な選手をルールの外で潰す。ラフプレーという意味では南唯一の特性なので、モラルなど色々な事に目をつぶれば、他の選手に出来ない活躍はできそう。

ただ、ベスト5と言うからには純粋なバスケの能力で選出したいですし、

・ラフプレーは流川にはそれほど通用しなかった
・むしろ仕掛けた南本人が不調に陥った
・湘北との試合で北野さんと出会った後は、おそらくもうラフプレーに走ることもないであろう

…等の事情から、“ラフプレーという役割”を期待して南を選ぶ、ということは避けたいと思います。
そしてラフプレー抜きの南は、やはり活躍の場面が明確に少なく、流川や三井を押しのけて入るほどのステータスの高さは見れなかったので、
ここも選考外とします。

なお、試合描写が極端に少ない全国出場組(愛知の星や土屋など)に関しても、
正確な考察が難しいため選考外とします

ただ森重に関しては、個人での活躍場面や活躍の記録など描写は比較的多いので、入れても良いかな、と言う感じです
というか常誠や愛和学院相手の無双っぷりを考えると、入れた方が自然かと思います。
特に常誠は湘北とも対戦していますが、
森重と比較対象になるであろうゴリが、常誠が自信を失うほどのパフォーマンスをしていたかと言うと違うでしょうし。

技術や経験でゴリが上回る部分はあるでしょうが、
ただそれを補って余りあるステータスの高さ・インパクトの強さを森重は有していることから、
ゴリを抜いて森重を選出したいと思います。

・牧(海南)
・三井(湘北)
・流川(湘北)
・仙道(陵南)
・森重(名朋)

もうこの5人で間違いなく全国トップになれるだろう、と思わなくもないですが、
いよいよあの高校との比較に入ります。

山王のメンバー

さてここからは大本命・山王工業との比較。
ベスト5に入る選手は果たしているのか。
まず、山王戦で最も存在感を示していた河田について。
ポジションはセンターですが、成長に伴いポジションを流動的に変化させてきたことや、
作中の描写などから、
正直どのポジションに入っても一定の活躍はしそうな選手です。
ただやはり一番生きるのはCかPFか。

かといって、河田の代わりに積極的に抜きたい選手はかなり少ない。
さてここで、ベスト5の中では能力的におそらく一枚落ちる三井が気になるところ。

三井を抜いて、流川をコンバートして、というやりくりをすることで、よりチームが締まる気がします。

・牧(海南)
・流川(湘北)
・仙道(陵南)
・森重(名朋)
・河田(山王)

続いて深津。
山王の中では河田らと並んで要注意キャラの筆頭とされていました。…が、正直目立った作中描写が少ない…

「深津凄い!」というシーンはあるにはあるのですが、牧、流川、仙道あたりと比べて「明確に上位!」といえる材料に乏しい気がします。
前年度の海南を苦しめた実績と場面もありますが、
ただちょっと玄人好みかもしれません。
今回は選考外とします。

そして沢北!
高校No. 1プレイヤーの名に恥じないプレイを見せた選手です。
正直活躍の場面はもっとあっても良い気はしましたがそれはそれ、
流川相手にオフェンスとディフェンスで常にストレスを与え続けた実績。

流川がパスに目覚めた後は沢北のディフェンスを突破する場面が生まれ始めましたが、
一方沢北のオフェンスを個人で止め切ることは最後まで出来ませんでした。

「下手すれば喰われるぞ」と言う、流川が沢北を凌駕していく可能性を示唆するセリフもありますが、
少なくとも作中最終盤で明確に流川が沢北を越え切ったか、というと微妙なところ。
調子のムラがある、という沢北の弱点はありますが、一方の流川もフルで戦い切る体力は無く、

また沢北にはパスをしない、という特徴もありますがこれは「一人で勝てるからパスをする必要がない」という話で、
オフェンス・ディフェンスの脅威は沢北の方がまだ微妙に上かな、という印象です。

よって

・牧(海南)
・沢北(山王)
・仙道(陵南)
・森重(名朋)
・河田(山王)

という具合でしょうか。

さて、山王にはポールやミキオ、我慢の男一ノ倉、“沢北さえいなければどこでもエースを張れる”松本など、
名脇役が多数いますが、
ただ上記のメンツに割って入るほどのステータスの持ち主は正直いないかな、という感想です。

(個人的な)ベスト5決定!

というわけで、今回の選考を通じて、以下のベスト5が決定しました。

・牧(海南)
・沢北(山王)
・仙道(陵南)
・森重(名朋)
・河田(山王)

「いやいや、神や三井入れた方がいいだろう!」
「花道や流川は欲しい」などの感想はあるかもしれません。
ただ、今回の5人もかなり強そう。名前の圧力がすごい。

率いるのは全国で実績のある山王・堂本監督か、同じく全国で実績のある海南の高頭監督が妥当でしょうか。
例えば堂本監督は試合中油断が見える部分もありましたが、それでも常勝のチームを作り上げた実績は軽視できない。

陵南の田岡監督はなんとなく森重との相性が悪そうな印象。高頭や堂本の方が一歩引いて対応できそう。
また、田岡監督は湘北相手に詰め切れなかった、全国での経験不足などもあります。
“良い所も多いけど、隙もある監督”というイメージです。

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