緊急災害対策本部
「災害対策本部と非常災害対策本部についてはわかった、
じゃあさっきから出てくる緊急災害対策本部は何?」という方に向けて説明。
緊急災害対策本部とは、
法第28条「著しく異常かつ激甚な非常災害が発生した場合」において、当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるときに、
閣議決定により内閣府に臨時に設置される機関のことです。
著しく異常かつ激甚な非常災害、ということで、
前例を見ないほどに大規模かつ深刻な災害であると判断されると設置されます。
過去に設置された例としては、
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震が「緊急災害対策本部」が設置された初の例となっています。
当該災害に対して既に非常災害対策本部が設置されている場合は廃止され、
緊急災害対策本部がその事務を継承することとなります。
まとめ
災害対策本部、非常災害対策本部、緊急災害対策本部の以上3つを見ていきました。
字面も似ていますが、設置されるタイミングや設置する組織も異なるため、
この辺りは把握しておくと災害時のニュースが飲み込みやすくなるところ。
では今回はここまで。
また次回。
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