みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。
今回はスターウォーズについて。
スターウォーズ
さて、今回はスターウォーズのストーリーについてをおさらいする記事となります。
「最新作を見たいけどどんなストーリーだったか忘れちゃった」と言う方も、
「全作見ないと話はわからないのかな」と言う方も、
とりあえずこれを見ておけば大丈夫!…なはず。
キャラや用語はその都度説明します。
ちなみにエピソードは
4→5→6→1→2→3→7→8→9
と、変則的な時系列順で公開されていることも特徴的な作品。
今回は作品内の時間軸に沿って、「1」からストーリーを振り返っていきたいと思います。
ただし「あらすじ」ではなく「ストーリーの解説」である点にはご注意ください。
まだ視聴していない作品がある場合は、その作品の解説を飛ばしてご覧いただくことをお勧めします。
エピソード1/ファントム・メナス
さて、満を辞してご紹介するのがまずは「スターウォーズ1/ファントム・メナス」。
スターウォーズの物語はここから始まりました。
遥か遠くの銀河にて、無数に散らばる惑星からなる「銀河共和国」は、
その統治機関である元老院の腐敗により本来の秩序を失いつつありました。
さてそんな中、辺境の惑星群と貿易関税を巡って摩擦を起こしていた「通商連合(銀河系最大の通商組織)」が、
惑星ナブーを見せしめにするべく攻撃を仕掛けるといった事件が発生。
元老院最高議長であるヴァローラムは、「ジェダイ・マスター」のクワイ=ガン・ジンと、その弟子であるオビ=ワン・ケノービ(本作の主人公)の2人を、惑星ナブーを救済するため派遣します。
ジェダイとは?
さてここでスターウォーズで登場する「フォース」や「ライトセイバー」、そしてそれらを扱う「ジェダイ」について解説。
ジェダイとは、銀河を司るエネルギー「フォース」と光の剣「ライトセイバー」を用いて戦う、銀河系の自由と正義の守護者を指します。
「フォース」というエネルギーは予知や空閑認識に始まり、引力・斥力、身体強化や読心・人心操作、回復や霊体化などその応用範囲は非常に広く、
また光刃を形成する「ライトセイバー」は高い溶断力を持っていることから、
ジェダイは戦闘面において一般人とは一線を画す存在感を見せています。
話を戻しましょう。
オビワンの師であるクワイ=ガンは、惑星ナブーの元首であるアミダラを救出。
しかし船が破損したため砂漠の惑星タイトゥーンへと降り立つこととなります。
そこで出会ったのが、突出した「フォース」を備えた奴隷の少年、アナキン・スカイウォーカーでした。
クワイ=ガンは、奴隷だったアナキンを「ポッドレース(画像)」での賭けの末に解放することに成功。
その結果アナキンはジェダイを目指すようになり、「奴隷として拘束されたままの母を必ず助けに戻る」と誓うのでした。
さてその後惑星コルサントに到着した一行は、
惑星ナブーの解放を元老院に働きかけるもその声は届かず。
ナブーの元首アミダラは、再度ナブーへ戻り自力でナブーの解放することを決意。
元奴隷のアナキンも護衛としてアミダラに同行することになります。
惑星ナブーに到着した後は原住種族であるグンガンへの協力要請の場で、
実はこれまでアミダラを名乗っていた者は影武者であり、侍従のパドメの正体こそがアミダラであることが明らかになります。
パドメの訴えの結果、グンガンを味方につけることに成功。
しかしそこに「通商連合」を陰で操る『シスの暗黒卿』ダース・シディアスの弟子であるダース・モールが、大量のドロイドと共に攻撃を仕掛けてきます。
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シスとは?
先ほどは「ジェダイ」について解説しましたが、「シス」についても解説。
ジェダイの騎士と相対する存在であり、ジェダイ同様にフォースを操りますが、
穏やかな精神性から生み出されるフォースではなく、怒りや憎しみなどから生み出されるフォースを操り、信奉する者たちを指します。
ちなみにシスとなった者は『シスの暗黒卿』として「ダース」を名前に冠するようになります。
有名なダース・ベイダー然り、
ダースシディアスやその弟子のダースモール然り。
さて、再び話を戻しましょう。
数で勝る通商連合軍を相手に、作戦を開始する一行。
敵の主力であるドロイド軍(ドロイド=ロボット兵)を、グンガン族のジャージャービンクス(画像)率いる原住民の軍隊でおびきだし、
その間にアミダラ率いるチームが首都を奪還、パイロットらが宇宙に浮かぶドロイドの司令船を破壊。
パイロットたちも苦戦しながら、戦いに紛れ込んでいたアナキンの活躍で、勝利をつかみます。
一方2人のジェダイは再び現れたダース・モール(画像)と死闘を繰り広げていました。
クワイ=ガンが倒されてしまうものの、オビ=ワンが仇を取る形でダース・モールに勝利。
クワイ=ガンは「アナキンをジェダイとして育てるように」と最後の言葉を残し、息を引き取りました。
惑星ナブーには平和が戻り、惑星全体で勝利の喜びを分かち合います。
クワイ=ガンの遺言を受けたアナキンは、オビ=ワンの弟子としてジェダイになるための訓練を受けることになるのでした。
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スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
『エピソード1/ファントム・メナス』から10年の月日が経ち銀河共和国はさらに腐敗が進行していました。
元「ジェダイ」のドゥークー伯爵が率いる分離主義勢力の画策により
あまたの惑星が一斉に銀河共和国からの脱退を宣言。
もはや従来の銀河共和国だけでは十分に統治ができない状態となっています。
この危機的事態に直面し、「ジェダイだけでは銀河を統治できない」と判断した元老院は会議を開くことに。
惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラは、会議に出席するため惑星コルサントを訪れることに。
しかし何者かに彼女の命は狙われてしまいます。
そこで、オビ=ワンとアナキンはパドメの護衛任務に着き、彼女の命を守ることに成功。
捕えた犯人は別の刺客に口封じされてしまいますが、残された手がかりを元にオビ=ワンは惑星カミーノへと向かいます。
惑星カミーノに到着したオビ=ワンは、亡きジェダイ・マスターが極秘に生産を依頼していた人工兵士、クローン・トルーパー(クローン人間)の大軍隊を視察します。
その最中、追跡中だった刺客の正体に気づき捕獲を試みるも、惑星ジオノーシス周辺で追撃に失敗。
一方のアナキンは単独任務を命じられ、ナブーへ避難するパドメを護衛することになりました。
そんな中アナキンとパドメ2人はジェダイの掟を破り、惹かれあっていきます。
パドメの計らいでナブーの故郷を訪れたアナキンでしたが、
母親が盗賊にさらわれてしまったことを知り救出に向かうことに。
しかし、救出した母は既に深手を負っており、アナキンの腕の中で絶命。
怒りに我を失ったアナキンは、犯人の盗賊をその部族ごと葬り去ってしまいます。
惑星ジオノーシスに立ち寄ったオビ=ワンは、分離主義勢力のドロイド工場を発見するも、ドゥークー伯爵(画像)に捕らわれてしまいます。
そのことを知ったアナキンとパドメは、オビ=ワンを救出しようとするも失敗。
3人は闘技場で処刑されることに。
すんでのところでジェダイ軍団が救援に現れるも、
ドロイド軍の物量には敵わず地に伏してしまいます。
そこへジェダイ・マスターの「ヨーダ」率いるクローン・トルーパー部隊が乗り込むガンシップが降下。
これを迎え撃つドロイド軍。ここに、クローン戦争が勃発したのでした。
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ヨーダとは
銀河史上最も有名かつ強力なジェダイマスターの一人であり、謎に包まれた小柄な長寿種族のメンバー。
ジェダイの間では計り知れない影響力を持っており、フォースの扱いとライトセイバーの戦闘技術に長けています。
この戦いの中でドロイド軍は徐々に押され、分離主義勢力は撤退していきます。
一方、リーダーであるドゥークー伯爵を捕らえるため、オビ=ワンとアナキンはライトセーバー戦を挑みますが敗北、
アナキンは右手を切り落とされてしまいました。
危うしといった場面でヨーダが到着、ドゥークーを追い詰めます。
結果ドゥークーは逃しこそしましたが、戦いは勝利に終わるのでした。
コルサントでは、クローン戦争の勃発をダース・シディアスに報告するドゥークーの姿が。
「すべては計画通り」と不適に笑うダース・シディアス(画像)。
ジェダイ聖堂では「クローン軍による勝利」と言ったオビ=ワンに対し、
ヨーダは「クローン戦争の始まりに過ぎない」と不安視。
戦いが本格化していくことを懸念します。
一方惑星ナブーに戻ったパドメは、アナキンと秘密の結婚式を行うのでした。
スターウォーズ エピソード3/シスの復讐
クローン大戦勃発から4年後、戦況は「銀河共和国」の優位となっていました。
しかし共和国元老院の最高議長パルパティーンが、独立星系連合軍に誘拐されてしまうことに。
救出に向かうオビ=ワンとアナキン。
4年前と同じく、再びドゥークー伯爵と対峙します。
戦いの中でドゥークーの両腕を切り落としたアナキンに、「とどめを刺せ」と煽るパルパティーン。
アナキンはそれに従いドゥークー伯爵の命を奪います。
更に分離主義軍の戦略家であるグリーヴァス将軍をも追い詰めますが、逃げられてしまいます。
帰還したアナキンは、前作にて結婚し彼の妻となっていたパドメの妊娠を知りますが、
彼女が出産のために亡くなるという予知夢に悩まされるようになりました。
かつて母を亡くした後悔も合わさり、アナキンは更なる力を求めるようになっていきます。
同時にアナキンは、「自分をジェダイ・マスターに昇格させようとしない」ジェダイ評議会に対し、不満を募らせていました。
さてジェダイ評議会は、グリーヴァス将軍(画像)が惑星ウータパウに潜伏中との情報を受け、誰を送り込むか議論していました。
アナキンはパルパティーンの推薦を受けたと言いますが、「より経験のあるマスターが必要」という意見からオビ=ワンが派遣されることに。
アナキンは不満を飲み込み、任務出発を控えるオビ=ワンに傲慢であったことを詫び、彼の武運を祈りました。
オビ=ワンも「お前を誇りに思っている」という言葉を残し、ジェダイ・テンプルを後にします。
惑星ウータパウに到着したオビ=ワンは、グリーヴァス将軍との一騎打ちを行い勝利を収めます。戦争の終結を意味するこの知らせを受けたジェダイ評議会は、
パルパティーンが戦争を理由に持っていた強大な権力を手放すかどうかを確かめるべく、アナキンを送り込みます。
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そこでアナキンは、パルパティーンこそがジェダイが長く探していた宿敵、シス卿ダース・シディアス(画像)であることを知ります。
「暗黒面ならパドメの死を救える」とアナキンを誘うダースシディアス。
ジェダイ・テンプル寺院に戻ったアナキンは、ヨーダに次ぐ地位を確立しているジェダイマスター・ウィンドゥにこの事実を伝え「自分もシス討伐に行きたい」と頼むも、断られてしまいます。
アナキンは4人のジェダイ・マスターが出発するのをただ見送るしか出来ませんでした。
さてウィンドゥ(画像:左)は仲間のジェダイを殺されながらも、ついにシディアスを追い詰めます。
しかし、パドメを救う力への未練から後を追ってきたアナキンがそこに到着、
シディアスを殺そうとしたウィンドゥの腕を切り落としたのです。
さらに弱り切っていたように見えたシディアスも、フォースの力を浴びせウィンドゥを窓の外から落下させてしまいます。
自分のしたことに唖然とするアナキン、しかしパドメの命を救うことと引き換えにシディアスの教えに従うことを誓います。
ダース・シディアスにそそのかされるままにジェダイ評議会の長であるウィンドゥを殺したアナキンは暗黒面(ダークサイド)に堕ち、
シスとしての名「ダース・ベイダー」を与えられるのでした。
ダース・シディアスはジェダイ殲滅のための命令「オーダー66」を実行。
これにより、銀河に散らばるジェダイは乗っ取られたクローン兵の反乱に遭い、多くが命を落としていきます。
アナキンはジェダイ・テンプル寺院に送り込まれ、見習いである子供を含めた全てのジェダイを抹殺。
さらにその後は惑星ムスタファーに行き、分離主義勢力の残党も始末してしまいます。
戦っていた双方を殺したことで、長く続いた戦争は終結したのでした。
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スターウォーズ エピソード4/新たなる希望
ジェダイの騎士の滅亡から20年近くが過ぎ、銀河系は「銀河帝国」の圧政下にありました。
そんな折、帝国に抵抗する反乱同盟軍のスパイが、帝国の最終兵器・宇宙要塞“デス・スター”の設計図を盗み出すことに成功します。
「銀河帝国」とは
銀河帝国皇帝パルパティーンは、腹心の部下であるダース・ベイダーに、設計図奪還と反乱同盟軍の本拠地の追及を命じます。
一方の反乱同盟軍の指揮者の一人、レイア・オーガナ姫は、
故郷オルデランへの帰還中に帝国軍の戦艦に拿捕されてしまうことに。
レイア姫は帝国軍の隙をついて、知り合いであるオビ=ワン・ケノービに助けを求めるメッセージと、デス・スターの設計図をドロイドのR2-D2に託し、
R2-D2は相棒のC-3POと船から脱出するのでした。
デス・スターとは
レイア姫とC-3PO&R2-D2
さて、流石にこの辺りのキャラクターは個別に紹介しておいた方が良いのでご紹介。
とはいえ「スターウォーズを見たことがない」という方ですら知っているキャラクターばかりですので、
簡単な設定のみの紹介となります。
レイア・オーガナ姫
パドメ・アミダラとアナキン・スカイウォーカーの娘で、ルーク・スカイウォーカーの妹。
C-3PO
ジェダイの「英雄」であるアナキン・スカイウォーカーが作った、礼儀作法と外交儀礼・慣習に詳しいドロイド。
600万を超える言語を流暢にこなします。
R2-D2
さて、レイア姫からデス・スターの設計図を託されたR2-D2とC-3POでしたが、
砂漠の惑星タトゥイーンに漂着した直後、ジャワ族に捕獲されバザーに出されてしまうことに。
そゆなR2-D2とC-3POを買い取ったのは、タトゥイーンに住む青年ルーク・スカイウォーカーでした。
ルーク・スカイウォーカーとは
アナキンスカイウォーカーとパドメの息子。
クローン戦争が終結した後に生を受けました。
母であるパドメは出産直後にその命を落としており、
また父であるアナキン(ダースベイダー)は子供であるルークの存在を知らずにいます。
バザーでR2-D2達を買い取ったルークは、そこに記録されていたレイア姫の救援要請メッセージを偶然発見。
さらにそのメッセージを届ける相手であるオビ=ワン・ケノービが、近所にすむ老人ベン・ケノービだと知って驚くルーク。
ベンは、ジェダイのことやルークの父であるアナキンのこと、さらには自身のことを話し、ルークにアナキンのライトセーバーを渡します。
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一方その頃、ルークの自宅はR2-D2とC-3POを追ってきた帝国軍によって襲撃されており、ルークの家族は無残にも殺されていました。
もはや惑星タトゥイーンに留まる意味を失くしたルークはジェダイの騎士になることを誓い、
オビ=ワンと共にレイア姫の救出に向かう決意を固めます。
そして、これから長い旅の友となる密輸商人のハン・ソロとチューバッカを雇い、彼らの宇宙船でオルデランへ出発するのでした。
ハン・ソロとは
惑星コレリア出身の人間で、改造型軽貨物船「ミレニアムファルコン」を駆使して密輸を行う男性。
相棒のチューバッカは伝説のウーキーの戦士であり、ハン・ソロの宇宙船ミレニアム・ファルコンの副操縦士でもあります。
さて帝国軍に拿捕され、デス・スター内に囚われていたレイア姫は、
「反乱同盟軍の基地の場所を言わなければレイア姫の出身地であるオルデランを粉砕する」と脅されていました。
レイア姫は比較的痛手が少ない基地の場所を教えたものの、
帝国軍は見せしめのため、結果オルデランはデス・スターに破壊されてしまうことに。
一方オルデランが破壊されたことを知らないルークたちは、デス・スターに接近し過ぎたために帝国軍に拿捕されてしまいます。
しかしストーム・トルーパーに変装し管制室へ逃れることで、
R2-D2にデス・スターのデータを解析させることに成功。おかげで、レイア姫の監禁場所が判明します。
ストーム・トルーパーとは?
帝国軍に所属する兵士のこと。
白いアーマーに白いヘルメットを着用し、指揮官の命令に忠実に従うエリート部隊。
帝国軍の攻撃をかわしながら、どうにかレイア姫を救出したルークたち。
ハン・ソロの船にルークたちが乗り込むところで、別行動を取っていたオビ=ワンの前にダース・ベイダーが立ちはだかり、2人は剣を交えることになります。
オビ=ワンはかつての弟子であったダース・ベイダーに倒されてしまうこととなります。
命を落としたはずのオビワンの指示を聞いたルークたちは、反乱同盟軍の秘密基地があるヤヴィン第4衛星にたどり着きましたが、
追ってきた帝国軍は圧倒的な力でヤヴィンを破壊しようとしてきます。
金を受け取りこれ以上は戦いに参加しないと帰ってしまうハン・ソロを尻目に、
出撃する反乱同盟軍の戦闘機隊に加わったルークは、戦場へと向かうのでした。
30機の戦闘機で作戦が実行に移されるものの、反乱軍の動きを察知したダース・ベイダーもTIEファイターに乗り込み次々と仲間を撃墜していきます。
ついに残りはルークだけ、という状況下で再びオビ=ワンの声が聞こえてきます。
オビ=ワンの指示を受けて「フォースを信じる」ルーク。
しかし敵機は迫ってくるため集中できないという苦境に立たされます。
あわや、という状況で逃げたはずのミレニアムファルコン号とハン・ソロが助けにやってきます。
ファルコン号により敵を一掃し、自由になったルークはフォースの感覚を信じミサイルを発射。
デス・スターを破壊することに成功しました。
その後ルークとハン・ソロはレイア姫直々に表彰され、一躍英雄になるのでした。
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スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
ヤヴィンでの戦いから3年が経過、
デス・スターは破壊したものの銀河帝国軍の攻撃は依然として激しく、
反乱同盟軍は氷の惑星ホスへ基地を移動していました。
ダース・ベイダーはルークを見つけようと調査用ブローブ・ドロイドを放っており、基地の場所は帝国軍に知られてしまっていました。
ダース・ベイダー率いる帝国軍の総攻撃を辛くものがれたハン・ソロは、
レイア姫とC-3POとともに基地から脱出し、
悪友のランド・カルリジアンが執政官を務める雲の惑星ベスピンへ向かいます。
ルークはフォースと融合したオビ=ワンの導きにより、
ジェダイ・マスターのヨーダに学ぶため、R2-D2を連れ惑星ダゴバへ向かっていました。
ダゴバでは指導をためらうヨーダをオビ=ワンが説得し、ルークはジェダイの修行を始めます。
しかしルークはフォースを信じ切ることができず、思うようにいかない日々が続きます。
そんなある日、ルークはベイダーの幻影と戦い、その首を切り落としたものの、
マスクの下から現れたのが己の暗黒面であることに恐怖します。
さて惑星ベスピンに到着したハンソロ達でしたが、悪友のランドは自分の星を守るためにダース・ベイダーに情報を流し、
ハン・ソロ達は捕まってしまうことに。
そんな危機を予知したルークは、ヨーダらの制止を振り切りベスビンへ向かいます。
一方のダースベイダーはフォースの力を持つルークを引き込む目的でレイアを捕らえましたが、
普通に説得して皇帝の元に連れて行くのは難しいと判断、
生きたまま炭素冷凍して運ぶことを考えます。
しかし生きたまま炭素冷凍ができるかがわからないため、実験台としてハン・ソロを使うことをきめました。
さらにハン・ソロは借金の多さ故に、賞金稼ぎの「ボバ・フェット」により犯罪組織の首領ジャバ・ザ・ハットの元へ届けられてしまいます。
一方、窮地のレイアの元へ急ぐルークはクラウドシティへたどり着き、ダース・ベイダーと対峙。
剣を交わすこととなります。
始めは互角のように見えた勝負でしたが、徐々にダース・ベイダーがその剣術で圧倒、
追い詰められたルークは右腕をライトセーバーで切り落とされてしまいます。
ダースベイダーは
「お前は力に目覚めたばかりだ、俺が訓練させてやるから仲間になれ」
「我々が力を合わせるとこの戦いを終わらせることができる」
とルークを誘います。
激しく拒絶するルーク、しかしダースベイダーは更に
「オビ=ワンはお前の父の話はしていなかっただろう」
「私が父だ」
と告白。
衝撃の事実が明らかになったこともあり、心を乱したルークは奈落の底へと沈んでいきます。
ミレニアムファルコン号で飛び立とうとしたレイアは、ルークのSOSをフォースで感じます。
ルークを救出し、宇宙病院へ向かうレイア。
この戦いでルークは右腕が義手になるのでした。
ランド・カルリジアンとチューバッカはハン・ソロを助けだす為に砂漠の惑星タトゥイーンへと向かいます。ルークとレイアはC3PO,R2-D2と共に銀河を見つめているのでした。
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スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
『エピソード5/帝国の逆襲』より1年後、
エピソード5から1年後の話。
帝国軍はかつての「デス・スター」よりも巨大で強力な第2のデス・スターの建造を進めていました。
レイアは冷凍されたハン・ソロを助け出すため、ジャバ・ザ・ハットの宮殿に忍び込み、
ハン・ソロを冷凍状態から解放することに成功します。
しかしジャバに見つかってしまい2人とも捕まってしまいました。
一方のルークはダース・ベイダーとの戦いに敗れてからヨーダの元で修行を積み、
囚われのハン・ソロとレイア姫を助けにいくのでした。
ルークもジャバに捕まってしまい、
砂漠の砂地獄に生息する怪物サーラックの巣に突き落とされそうになるものの、
ルークはライトセーバーで手下を蹴散らし応戦します。
戦いの中で賞金稼ぎのボバ・フェットはサーラックに飲み込まれ、
更にジャバはレイアが鎖を使って絞殺。
見事脱出を果たしたのでした。
着実に力を付けていくルークはジェダイの修行を完成させるために、ヨーダのいる惑星ダゴバへ向かいました。
しかしヨーダはもはや余命幾ばくも無い状態であり、
「真のジェダイになるには父ベイダーとの対決は避けられない」と告げ息を引き取ります。
その後オビ=ワンの霊体と対面したルークはダース・ベイダーが実の父・アナキンであることを確かめ、
更にはアナキンでさえも知らない「レイアがアナキンの娘である」ことも知らされます。
一方、帝国は第2のデス・スターを森の惑星エンドアの軌道上に建造していました。
「そこへダース・シディアスが来訪している」という情報を得た反乱同盟軍は、最後の反攻作戦に打って出ることに。
いよいよ最後の戦いが始まります。
ルーク、レイア、ハン・ソロはデス・スターを護るシールド発生施設を破壊するためエンドアへと向かいます。
エンドアの原住民イウォーク族ははじめこそルーク達を侵略者と勘違いし捕らえたものの、
なぜか崇められたC3-POの存在や、ルークのフォースを使った揺さぶりの効果もあり、
協力を得ることに成功します。
その後ルークはレイアに自分たちが兄妹であることを伝えると、
帝国軍に単身で投降。
ダース・ベイダーに対し「ジェダイの心を取り戻せ」と呼びかけるもその声は届かず、
ダース・ベイダーはルークをダース・シディアスの元へと連れていきます。
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一方これまで苦戦を強いられていた反乱同盟軍は、イウォーク族の決死の戦いにより形勢を逆転。
シールド発生装置の破壊に成功します。
反乱軍の攻撃部隊はデス・スター中心部に突入していきました。
場面は変わり、ダース・シディアスはルークを暗黒面のフォースに目覚めさせるべくベイダーと戦わせようとします。
暗黒面に飲み込まれないよう凌ぎ続けるルーク、
しかしダースベイダーがフォースの力でルークの心を読み、レイアが自分の娘であることを知り、
「レイアを暗黒面に落とす」と言い放ったことからルークは激怒。
ダース・ベイダーの右腕を切断します。
「僕はジェダイだ。父もかつてそうだった。僕はあなたには屈しない」と宣言するルーク。
ダース・シディアスはフォースの雷をルークに浴びせ仕留めようとしますが、
ルークの助けを求める声についに呼応したダース・ベイダーは「ジェダイ」としての自分を取り戻しダース・シディアスを攻撃。
反撃を受けながらもデス・スターの反応炉の奥深くに突き落とし自らの手で決着をつけます。
最期はルークに自分を救ってくれたことを感謝し、その成長を喜びながら息を引き取りました。
エンドアに着いたルークはアナキンの亡骸を火葬し、祝宴を挙げる仲間たちのもとへと戻っていきました。
その後結婚したハン・ソロとレイアは結ばれ、そんな様子を見守るオビワン、ヨーダ、そしてアナキンの姿を確認したルークなのでした。
スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
『エピソード6/ジェダイの帰還』より30年後、
帝国軍の残党から台頭した「ファースト・オーダー」に立ち向かうため、
レイア将軍は新銀河共和国の支援の下でレジスタンスを指揮しつつ、姿を消した最後のジェダイであるルーク・スカイウォーカーを探していました。
ファーストオーダーとは
銀河帝国の崩壊後にその栄華を取り戻すことを目的として活動する軍事組織のこと。
帝国の再興と新共和国の殲滅、最後のジェダイであるルークの殺害を主な目的として掲げています。
惑星ジャクーの村でルークの地図を手に入れたポー・ダメロン。
しかし、ファースト・オーダーの魔の手が迫り、ポーはBB-8に地図データを託し、捕虜として連行されてしまうことに。
その後、カイロ・レンの命令により、村人たちはストームトルーパーに虐殺されてしまいます。
そんな虐殺を目の当たりにして動揺した1人のストームトルーパー「FN-2187」は脱走を決意します。
ポー・ダメロンとは
新共和国やレジスタンスに仕えるパイロット。
ファーストオーダーとの紛争に参加しています。
カイロ・レンとは
ファーストオーダーの最高指導者「スノーク」の弟子となった人物。
レイアとハンソロの間に生まれた人間であり、元々は「ベン・ソロ」という名前でした。
ルークスカイウォーカーのもとで訓練を積んだものの、スノークの影響を受け裏切りに及んでいます。
ファーストオーダーの船内に捕まってしまったポーはカイロ・レンに尋問されるものの、情報を吐こうとしません。
レンはフォースを使いポーの頭の中を読み、地図はBB-8が持っていることを突き止めます。
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さて同じくファースト・オーダーの船内では、ストームトルーパーのFN-2187が「組織を裏切り捕らえているポーを解放し脱走を図る」という作戦を決行しようとしていました。
移送しているかのように見せかけパイロットのポーを救出し、スター・デストロイヤーから脱出。
その過程でポーは「FN-2187」を「フィン」と名付けます。
一方で砂漠の惑星ジャクーで廃品回収をしているレイという女性の姿がありました。
廃品回収業者に捕らえられた「BB-8」と出会い、行動をともにすることとなります。
「レイ/BB-8」とは
辺境の惑星ジャクーの砂漠で、クズ鉄を集めながら孤独に暮らしていた若い女性。
幼い頃に別れた家族との再会を願っていましたが、ドロイドのBB-8との出会いをきっかけにファーストオーダーとの戦いに巻き込まれていきます。
さて脱走したフィンとポーは、ファーストオーダーからの攻撃を受け惑星ジャク―に墜落、離れ離れになってしまうことに。
ジャクーでさまようフィンはレイとBB-8に出会いますが、
BB-8を探していた追手に攻撃を仕掛けられてしまいます。
レイとフィンは逃げる道程に存在するジャンクヤードに留置されていた「ミレニアム・ファルコン」に乗り込みジャクーを脱出するのでした。
どうにか難を逃れ宇宙に飛び出したレイとフィンとBB-8でしたが、謎の大型船に捕獲されてしまいます。
突然の事態に焦り身構えるレイとフィンでしたが、そんな彼らの乗るファルコン号に侵入してきたのは反乱軍の将軍であるハン・ソロと相棒のチューバッカでした。
その頃レイ達を取り逃したカイロ・レンとハックス将軍は、
ファースト・オーダーの最高指導者スノークに注意を受けていました。
スノークはレジスタンスを星ごと破壊することを許可します。
場面は変わりハン・ソロは、レイ達に「ルークが姿を消したのは1人の弟子のせいだ」と話し、
BB-8をレジスタンスへと送ってもらうべく「マズ・カナタ」というヒューマノイド種族がいる惑星タコダナの古城に立ち寄ることにします。
古城の地下でレイは何かに導かれるままにアナキン・スカイウォーカーとその息子ルークが使っていたライトセーバーを発見し、それを手に取ります。
するとフォースの影響によりさまざまなビジョンを見ることに。
ライトセーバーを手にする運命を拒むレイのもとに、カイロ・レンが率いるファースト・オーダーが襲いかかってきます。
ハン・ソロとフィンも応戦しますが、レイは拘束され、カイロ・レンに連れ去られてしまうことに。
船内でカイロ・レンと対峙する、拘束されたままのレイ。
カイロ・レンはフォースの力を使い地図の情報を引き出そうとするものの、レイのフォースが強いこともあり、吐かせることができません。
自身の力に目覚め始めたレイはカイロ・レンが立ち去った後、
フォースの力で見張りに拘束を解かせ、武器を奪い脱出するのでした。
一方のソロ、チューバッカ、フィンとレイアの会話の中で、カイロ・レンがソロとレイアの息子であることや、
ルークがレンをダークサイドに追いやってしまったことに責任を感じソロ達から離れたことも発覚します。
ファルコン号でスターキラー基地に潜入したソロ、チューバッカ、フィンは、自力で脱出していたレイと合流。
更にその後カイロ・レンと遭遇します。
実の父であるハンソロはフォースの暗黒面を捨てるよう説得しますが、
レンは説得に応じたように見せかけて
ライトセーバーでソロを貫き殺します。
その様子を見ていたチューバッカが感情を抑えきれず爆弾で攻撃、
これによりレンは深傷を負うことになります。
フィンとレイがファルコン号に向かう最中、追跡してきたレンと対峙。
フィンがライトセイバーで戦うものの、重傷を負ってしまいます。
その戦いを見ていたレイはライトセーバーで戦う覚悟を固め、レンと対決。
激しい戦いの中でレンに一太刀を浴びせるレイ。
とその瞬間基地の崩壊が始まり、地割れによりレイとレンは別々の場所に。
レイとチューバッカは負傷したフィンを連れ、ファルコン号で脱出に成功します。
秘密基地で活動を停止していたR2-D2が目覚め、地図の半分を再生。
BB-8の地図と結合し、ルークの所在地を突き止めることに成功します。
レイとR2-D2、そしてチューバッカはファルコン号でルークのいる遠い惑星に降り立ったのでした。
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スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
ルークが発見されたことで事態が好転するかに思われた戦況ですが、
予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士たちは押されていました。
そんな中、ファースト・オーダーはレジスタンスが拠点を築いていた惑星ディカーの秘密基地の位置を突き止め、
ハックス将軍が率いるスター・デストロイヤーの大艦隊が急襲してきます。
大艦隊の攻撃に追い詰められるレジスタンスでしたが、
残り一機の爆撃機に乗っていた狙撃手のペイジ・ティコの命懸けの行動により、
ファーストオーダーの新兵器であるドレッドノートを撃沈することに成功。
さらにその隙にレジスタンスのクルーザーと戦闘で生き残った護衛の戦闘機部隊は、ハイパースペースへ逃げ始めます。
しかし、スター・デストロイヤーの大艦隊を率いるリーダーのハックスは、新技術“ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム(ワープしても追跡できる技術)”により、彼らがどこへ逃げ込んだのかを捉えていました。
さらにレンが乗る“TIEサイレンサー”率いる大部隊が執拗に追跡、
クルーザー“ラダス”は一部損傷し、アクバー提督らリーダー陣は全滅。
さらにこの時の攻撃でレイアも船外に投げ出されてしまいますが、フォースの力によりシールド内の空間を飛び、味方の船へと舞い戻ってきます。
昏睡状態となってしまったレイアの代理人として、“アミリン・ホルド提督”がレジスタンスの新たな指揮官として就任することとなりました。
そんななか意識を取り戻したフィンはファーストオーダーとの戦闘に怖気付き船から逃げようとするところをローズに見つかり、逆に捕まってしまいます。
ローズとは
レイア率いるレジスタンスに所属した整備クルーの女性。
冒頭に登場したペイジとは姉妹の関係にあります。
一方、劣勢の戦況を打開したいポーは自分の作戦をホルド提督に話すと反対されると思い、
極秘裏にフィンとローズの二人に、
ファースト・オーダーのスター・デストロイヤーが何度もレジスタンスのクルーザーを追跡してこれないようにするため、スノークが乗っている巨大な戦艦の内部にフィンとローズの二人を潜入させ、
内部にある追跡装置を一時的に止める作戦をフィンたちに提案します。
しかし作戦には防衛シールドの通過コードを解除する必要があることがわかったため、
惑星タコダナのマズ・カナタから、どんなロックでも解除できるコードブレイカー居るとの情報を得て駆けつけます。
コードブレイカーを見つけるも警察に無断駐車罪で2人は逮捕され、牢屋に入れられてしまいます。
その後連れて行かれた牢屋の中で、「DJ」と名乗る男と出会います。
DJは「俺もコードブレイカーなんだ、ファースト・オーダーのコード解除なら何とでもできる」と発言、
実際に牢屋の檻を解除し開けたことでDJを信じ、脱走に成功します。
一方でルーク・スカイウォーカーの居場所を突き止めたレイは、
R2-D2とBB-8が完成させた地図を頼りに、水の惑星オク=トーに降り立ちました。
そして孤島で隠居しているルークのもとへと向かったレイは、ライトセーバーをルークに差し出しますが、
ルークはライトセーバーを無造作に放り投げてしまいます。
しかし、ルークはファルコン号で待つ懐かしい友人のチューバッカやR2-D2と再会。
現在のルークのように隠居生活を送っていたオビ=ワンに反乱軍への協力を要請している古いホログラム映像を流すR2-D2に対し、
「ずるいぞ」とレイの修行に付き合う決心を固めたのでした。
「フォースは誰でも身につけられる」と話すルークのもとで修行を始めたレイは、
次第にカイロ・レンとフォースで繋がる様になります。
その中で、レイはルークからレンがダークサイドに落ちる大きな転換点が「レンが寺院をいきなり襲った」ことであると説明を受けていたものの、
実際はルークが、レンの闇が深いことに勘付き襲撃しようとしたためであり、レンがダークサイドに落ちた理由はルークが原因だったことを知ります。
レイはルークに「レンがまだ完全にダークサイドに堕ちておらず、自分ならレンを救い出せる」と反論し、修行の途中でしたがレンの元へと向かいました。
さてDJが盗んだ武器商人の宇宙船でメガ・スター・デストロイヤーの内部に侵入することに成功し、
ファースト・オーダーの将校に変装して追跡装置を止めに向かったフィンら3人でしたが、
直前でファースト・オーダーのワナにハマり、捕まってしまいます。
実はDJは、フィンから得たレジスタンスの作戦を密かにファースト・オーダーの幹部たちに売り渡し、金と引き換えにフィンとローズを裏切っていたのでした。
同じ頃、メガ・スター・デストロイヤーの艦内では、単独でレンの説得に出向いたレイがレンに捕らえられてしまい、
スノークが待ち構える“玉座の間”に連れ出されていました。
スノークは自分に服従する意思の無いレイを“修行の一環”として処刑するようレンに命じますが、
レイに一種の愛着を覚えていたレンはスノークに従うふりをしながら、スノークが座っている椅子の脇に置かれていたレイのライトセーバーを彼に気付かれないようにフォースで起動させ、上半身と下半身を真っ二つに切断してしまいます。
スノークが殺され、それを察知したスノークの親衛隊がレイとレンに襲い掛かってくるも、
レイとレンの共闘により、全滅させてしまいます。
レンはレイに「俺と手を組み、二人で銀河を支配しよう」と懇願するも、レイは決別を宣言し船を去っていくのでした。
その頃、ファースト・オーダーのスター・デストロイヤーの激しい攻撃によりレジスタンスの脱出用クルーザーが全滅間近となっていました。
しかしその時、陽動作戦のため母船である“ラダス”の船内に一人で残っていたホルド提督は、
“ラダス”の軸先をメガ・スター・デストロイヤーに向け、“ハイパースペース・ジャンプ”によるワープの特攻を敢行。
ファースト・オーダーのスター・デストロイヤーは壊滅的な打撃を受けます。
更にこの時の大きな衝撃で火の海となったメガ・スター・デストロイヤーの巨大な格納庫の内部では、
フィンはBB-8が操縦する“ファースト・オーダーAT-ST”の支援の下、
かつて自分がファースト・オーダーの元でストームトルーパーとして働いていた頃、直属の上官だったファズマと激しい死闘の末に倒し、
格納庫に待機させてあった“スノーク専用のシャトル”を奪いローズ、BB-8と共に崩壊していくメガ・スター・デストロイヤーから脱出します。
一方、スノークの遺体を発見したハックスはレンに事情の説明を求めるも、逆にレンからフォースの力で首を締め上げられてしまいます。
レンが最高指導者となった瞬間でした。
さらに同じ頃、レジスタンスの脱出用クルーザーで昏睡状態から回復したレイアにより、
ファースト・オーダーの攻撃から逃れるため、旧反乱軍の放棄された基地がある“石の惑星クレイト”に退避することが決定します。
自然の岩塩で作られた坑道に立てこもり、援軍を待つ生き残ったレジスタンスの戦士たち。
そこへファースト・オーダーの最高指導者となったレンが率いる“AT-M6ウォーカー”部隊が坑道に立てこもる彼らを全滅するために襲撃。
そこに現れたのがルーク。
一斉砲撃を受け、さらにレンによるライトセーバー攻撃を受けても無傷で姿を現します。
いくら突き刺しても顔色を変えないルークを不思議に思ったレン。
実は現れたルークは実体ではなく、フォースにより形成された存在だったのです。
その間に坑道から脱出を果たすレジスタンス達。
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エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
あれから1年、レイア・オーガナ将軍率いる10数名のレジスタンスの有志メンバーは改めて同志や仲間を探しつつ、
ジャングルの惑星エイジャンクロスに秘密基地を置いていました。
エイジャンクロスはエンドアの戦いの翌年、レイア·オーガナの提案でルーク·スカイウォーカーと彼の最初の弟子たちの調練場となった場所でもあります。
師をなくしたレイにとっては、かつてルーク・スカイウォーカーがいた惑星オクトーのジェダイの木に収められていた8冊のジェダイの聖典を読み進め、
銀河の未知領域の闇の奥にシスの星があることを知ります。
一方、銀河の覇権のほとんどを握ったファースト・オーダーは、レジスタンスや反抗的な勢力を排除し、多くの惑星を次々と降伏させていきます。
最高指導者となったカイロ・レンは、スノークがファースト・オーダーの頂点ではなかったことを知り、その謎を追っていました。
そんなある日、謎の言い伝えの一部がスノークの古い基地で発見されます。
カイロ・レンはファースト・オーダーの起源や古代のシスの謎を探るため、惑星ムスタファーに向かいました。
カイロ・レンはそこでレイと何度もフォース・コンタクトを取るうちにシスの要塞がある惑星エクセゴルの存在を知り、
シスの惑星”エクセゴル”への道を示すウェイファインダーを手に入れます。
さらに惑星エクセゴルにたどり着いたカイロ・レンは、
そこでパルパティーンが生きていることや、スノークはパルパティーンが作り出した物で、全てパルパティーンが発していた言葉だったということを知ります。
場面は変わり、シンタの恒星の重力に引っ張られて軌道道を回る採鉱コロニでは、ドロイドや通信·電子機器に使われる鉱石を微量に含む氷が採取されていました。
このコロニーで働くブーリオは、レジスタンスの支持者であり、余った鉱石を内緒でレジスタンスに提供してくれます。
場面は変わり、恒星シンタの軌道上を回る採掘コロニーで働くブーリオから、
ファースト·オーダーの重要な情報のデータを手渡すという連絡を受けたポー・ダメロンは、
フィンやチューバッカ達と共に、シンタグレイシャー·コロニーに向かいます。
レイは、シスの要塞がある惑星の位置を知るためにパルパティーンが持っていたウェイファインダーという機器が必要ということや、
そのウェイファインダーは2つしか存在しないことをジェダイの書籍から知ります。
レイはポーたちと合流し、共有した手がかりを元に、ミレニアム·ファルコンで惑星パサーナへと向かいます。
砂漠の惑星パサーナはシスの信奉者であるオチの宇宙船の目撃情報がある惑星でした。
レイたちはオチの宇宙船の残骸を発見し、そこでシスの短剣を発見します。
そこに刻まれた古代の文字をC-3POは解読できるものの、旧共和国の規定による制限で翻訳データを第三者に伝えることは禁じられていました。
この制限を解除し古代文字を解読するためには、腕利きのシステムハッカーが必要となります。
そんな中、カイロ・レンに見つかるレイ達。
レンと交戦する中チューバッカが捕まり、輸送船に運ばれていくのを阻止するためレイはフォースの力で輸送船を引き戻そうとします。
しかしその際にレイのフォースが暴走し、手からパルパティーンの様に雷を放ち、チューバッカが乗ったと思われる輸送船を破壊してしまいました。
それでもC-3POを改造できる人物に会うべく、レイたちは山岳惑星キジミへと向かいます。
このキジミ·シティにパブードロイドを専門とする修理屋のバブー・フリクは、有能なシステム・ハッカーでもありました。
一方この地を拠点とするスパイス·ランナーズというスパイスの密輪組織を率いているゾーリ·ブリスは、ポーダメロンと古い知り合いでした。
ゾーリの案内でレイ達はバブーの店に行き、シスの文字を解読できるようC-3POをハッキングし、改造してもらおうとします。
このハッキングはC-3POの記憶メモリを初期化するものなのですが、C-3POはこれを受け入れ記憶を失ってしまいます。
改造によりC-3POは解読したシスの文字を話すC-3PO。
その内容は約30年前に破壊された第2デス・スターの残骸がある海洋衛星、ケフ・バーの座標を示すものでした。
しかしシスの要塞が残された惑星の位置を知るためには、第2デス・スターの残骸からウェイファインダーを見つけなくてはなりませんでした。
レイ達は海洋衛星ケフ・バーに到着、
その地に住まう騎獣民族であり、また幼い頃にファーストオーダーに誘拐された過去を持つジャナの手も借りて、デススターの残骸へと向かいます。
そうした中、荒れ狂う海にある第2デス・スターの残骸の内部へと向かうレイ。
そこでパルパティーンのいる惑星エクセゴルへの道を示すウェイファインダーを手に入れます。
しかしそれを追ってきたカイロ・レンにより、コンパスは壊されてしまうことに。
レイはカイロ・レンがライトセーバーで戦う中で、
「パルパティーンの孫である」ことを知らされます。
レイが窮地に陥ったそのとき、カイロ・レンのもとに最後の力を振り絞りフォースで話しかけたレイア将軍の声が届きます。
その声に気を取られるカイロ・レンをレイが倒します。
レイはカイロ・レンの中に、ダークサイドに落ちる前の姿であるベン・ソロの存在を感じていました。
一度は致命傷を与えたレイでしたが、カイロ・レンの傷をフォースの力で傷を癒し、その場を去ります。
そうして残されたカイロ・レンの前に、父であるハン・ソロが現れます。
ハン・ソロとの対話を通じて、カイロ・レンはダーク・サイドから抜け出し、自身が持っていたライトセーバーを海へと投げ捨てるのでした。
一方でレイはかつてルークが隠居していた惑星オクトーへ辿り着き、宇宙船を燃やしていました。
さらにはライトセーバーを炎の中に投げようとした途端、
ルークが現れて投げられたライトセーバーを掴みとります。
更にルークは「ジェダイは昔から恐れと戦ってきた」と話し、
レイア将軍のライトセーバーを隠した場所へレイを導き、ライトセイバーを渡します。
さらにルークはパルティーンのもとへと向かうよう告げると、
カイロレンの乗っていたタイダガーの中にあるウェイファインダーを教え、ルークの戦闘機Xウィングを授けました。
レイはXウィングに乗り、パルパティーンのいる惑星エクセゴルへ向かいます。
レイの動向を知ったレジスタンス軍が周りの惑星に援軍を求め、攻撃に向かいます。
そんな中、レイは惑星エクセゴルでパルパティーンと対面します。
しかしパルパティーンのフォースにより動けなくされ、
「憎しみで私を倒せば、シスの最高指導者になれる」と煽られます。
そこへ駆けつけたベン・ソロも戦いましたが、パルパティーンにより地表の割れ目から地中へと落とされてしまいます。
それを見て怒りを覚えるレイ。
ヨーダやルークなどのジェダイの声を聞くと、
「私はジェダイのすべて」と言い放ち、パルパティーンの手から放たれた雷をライトセーバーで跳ね返します。
パルパティーンを倒したレイでしたが、戦いの末に命を落としてしまいます。
そんなレイの元へ這うようにやってきたベン・ソロが、
最後の力を振り絞りフォースを使ってレイを蘇らせます。
ベン・ソロは力尽き身体が消え、フォースと一つになりました。
一方のレジスタンス軍も苦戦を強いられていましたが、
あわやという場面で、援軍の呼びかけに応じた膨大な数の援軍が加わり、勝利をおさめました。
無事にエイジャン・クロスに戻ったレジスタンス軍は人々から祝福されます。
戦いの後、砂漠の惑星タトゥイーンにあるルークの育った家を訪れるレイ。
ルークとレイアのライトセーバーを家の前の土の中へと埋めます。
そこに老いた女性がやってきて話しかけられます。
「人がいるなんて珍しいね。あなたの名前は?」
「レイ・スカイウォーカー。」
こうしてスカイウォーカーの一つの物語が幕を閉じたのでした。
※随時更新されます。
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