【救世主?ザイオン?】マトリックスの結末の意味をわかりやすく解説【ネオ、スミスの最後】

感想
※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

そう、アンダーソン君がスミスを内部から破壊したシーン。

散々追い詰められてきたスミスを、救世主として覚醒したアンダーソン君が圧倒するこの場面は第一作のクライマックスとしては盛り上がる所ではあるのですが、

この際に「救世主のコード」の一部がスミスに上書きされてしまっていたのです。

アンダーソン君の活躍からもわかるとおり、救世主には「マトリックスに定められた法則を無視して、自分の意識の届く範囲内を自在に操作できる」というものであり、

このチートスペックがスミスにもコピーされた、というわけですね。

さて戦いの後、ソースに戻ることを拒否し復活を遂げたスミス。

エージェントは本来「同時に乗り移れるのは1人まで」なのですが、

救世主としての性質を得たスミスは他のデータに自分のデータを上書きしまくるという増殖能力を獲得。

またエージェントでありながら、本心ではマトリックスから解放されることを望んでいたスミスは、

プラグに繋がれた人間以外のプログラム(例えばザイオン側に渡った人間)に乗り移り、

乗り移った人間のマトリックス上におけるプログラムのみならず、

現実世界の脳さえも物理的に変質させ、現実世界で活動するといった行動さえも可能にしています。

現実世界ではスミスによる攻撃を受けたザイオン軍の人間が何人か殺害され、アンダーソン君も視力を失ってしまいます。



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さて元々は機械達に作られたプログラムの一つであるにも関わらず、

救世主の力を得たスミスはオラクルやセラフをはじめ多くのプログラムを自分へコピーさせるなど、マトリックス内でやりたい放題。

マトリックス全体のコントロールを目論み、ついにな機械側のシステム全体を脅かすほどのバグとなっていきます。

物語の最後

そこでマトリックス最終盤、アンダーソン君はデウスエクスマキナに対し交渉を持ちかけます。

「自分がエージェントスミスを破壊するかわりに、ザイオンの破壊はやめてくれ」

マザーコンピュータであるデウスエクスマキナももはや今のスミスを止められるのはこいつしかいないと承諾。

かくして大量のスミスのコピーに見守られる中、大雨の中の最終決戦が始まるのでした。

マトリックス史上最大規模の激戦を経て、アンダーソン君をねじ伏せることに成功したスミス。

しかし戦闘の最後、スミスは「始まりがあるものには終わりがある、ネオ」というセリフが無意識のうちに口をついて出てしまいます。

「今(自分は)何と言った?これは罠だ」と戸惑うスミス。

「始まりがあるものには終わりがある、ネオ」というセリフは預言者であるオラクルがネオに言ったセリフです。

スミスに体を乗っ取られたはずのオラクルの意識がまだ同化されきっていないことに気づいたアンダーソン君は、

スミスの復活から始まる一連の出来事は、「人類と機械の双方にとって脅威となる存在(=スミス)を生み出すことで、戦争を終わらせる」

というオラクルによる作為であることを理解します。

敵の敵は味方、第一作でアンダーソン君がスミスを内側から破壊していたからこそ、

人類と機械の戦争が終結に繋がるアンダーソン君とデウスエクスマキナの「交渉」が行われるに至ったのです。

短期的に見ればアンダーソン君がスミスを内側から破壊したのは人類にとっても機械にとっても面倒この上ない選択でしたが、

長い目で見ると人類と機械の共存に繋がる選択だったわけですね。



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この事を理解し、あえてスミスに同化されるアンダーソン君。

外部からのアクセスが不可能になっていたスミスというバグに対し、アンダーソン君というプログラムを通じて進入口を作り出す事に成功します。

結果、スミス化したアンダーソン君が現実世界で接続していたデウスエクスマキナの削除命令を受け入れ、削除されてしまうことに。

スミスとなっていたすべての存在は元通りに戻り、機械と人類の戦争も一旦の終結を迎えるのでした。

戦いの後のアーキテクトとオラクルの会話。

「秩序を乱し変化を試みたことは非常に危険だ」と言うアーキテクトに対し、オラクルは「その危険にはそれだけの価値がある」と答えます。

マトリックスから出て現実世界で生きる事を望む人間はどうすると聞かれ、「もちろん解放する」と答えるアーキテクト。

マトリックスの物語についての解説は以上です。

というわけで今回の記事を締めます。

また次回お会いしましょう、さようなら。

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