スポンサードリンク

【救世主?ザイオン?】マトリックスの結末の意味をわかりやすく解説【ネオ、スミスの最後】

スポンサードリンク

みなさんこんにちはこんばんは雨崎です。

今回は「マトリックス」について。

マトリックス

スポンサードリンク

私が小学生の頃に公開された3部作の映画「マトリックス」を、公開から16年以上が経過した2019年にまさかの解説。

はい、まあ鑑賞した初見の方の多くは、この映画が面白いかどうかという感想とは別に以下のような感想を抱くことでしょう。

「よくわかんない」。

アクションシーンはもはや説明不要、

キレキレの戦闘や、突如時間経過がスローになるバレットタイムなど、

老若男女が楽しめるモノであると思います。

一方でやはり難解なのが設定とストーリー。

ネット上でも「アクションやキャラクターは覚えてるけど、ストーリーはどんなだったっけ」「複雑でよくわからない」という方の意見が多く見られます。

というわけでこの度マトリックスについて改めてストーリーの解説。

それではいきましょう。

物語のはじまり

この世界は仮想現実?

本作の主人公であるトーマス・アンダーソンは、大手ソフトウェア会社に勤めるプログラマー。

一方でアンダーソン君にはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす「ネオ」という天才ハッカーとしての顔もありました。

さてそんなアンダーソン君は、起きているのに夢を見ているような感覚や「今生きているこの世界は、実は夢なのではないか」という違和感を抱きつつ日々を過ごしていました。

日本であれば現実感消失症なんて疾患名が付けられていたかもしれませんが、

そんなある日、アンダーソン君は「起きろネオ」「マトリックスが見ている」「白ウサギについて行け」といった謎のメールを受け取ります。

迷惑メールかな



スポンサードリンク

その後トリニティと名乗る女性や、トリニティの仲間であるモーフィアスと出会ったアンダーソン君は、

彼らに「あなたが生きているこの世界はコンピュータにより作られた仮想現実だ」と告げられ、

さらに「このまま仮想現実の中で生きるか、現実の世界で目覚めるか」と選択を迫られます。

かねてから「この世界は作り物なのかもしれない」と思っていたアンダーソン君は現実の世界で目覚めることを選択、

その瞬間、培養槽のようなカプセルの中で身動きが取れない状態に陥ってしまいます。

モーフィアスたちが話していたことは真実であり、現実の世界は機械(コンピュータ)の反乱を受けて人間社会が崩壊してしまっていたのでした。

人類と機械

元々は「マトリックス」における現実世界も、

私たちが暮らす世界のように機械と共存する世界でした。

世の中を便利にするために、人類はより高性能の機械を造りだしていったのです。

そんな中次第に自我を持ち始める機械達。

ある時1体のロボットが、自身の意思で人間を殺害してしまう事件が発生します。

この事件がきっかけとなり、人間による機械に対する破壊活動が開始。

これから逃れるべく、機械達は人間の居ない機械だけの国を作ることにします。

この国で生産される機械は人類により生み出される物よりも性能が高く、それにより生み出される経済力は他国を超えてしまうほど。

これには看過できなかった人類は、各国が団結し機械達の国との対外的な経済交流を遮断、経済的に孤立させてしまうことに。

機械側はどうにか人類との共存の可能性を探るものの関係は悪化、人類との戦争に突入してしまいます。

純粋な性能差で分のある機械側に対し、追い詰められる人類。

「機械の電力は太陽光から得ている」ことを利用し、人類は核を利用し空をナノテクノロジーの雲で覆い尽くしたのでした。



スポンサードリンク

マトリックスの誕生

このままではエネルギー源が不足してしまう機械は、人間を昏睡させ電池代わりとして電力を奪い取り続けることに。

しかし昏睡状態で拘束されている場合には生み出せる電力には限りがある上、

人間の寿命が長くはもたないという問題点が浮かび上がります。

それを解決する手段が仮想現実マトリックス。

プラグを人体に繋ぎ脳に仮想現実プログラムを体験させることで

生きている実感を与え電力の発生効率を向上させることに成功したのです。

一方で生まれた瞬間からプラグを繋がれた人間は、仮想現実(マトリックス)を現実だと認識して一生を過ごすことになったのでした。

マトリックスとは、機械が人間から効率よく電力を供給するための仮想現実というわけです。

物語は動きだす

さて話は戻り、覚醒したアンダーソン君は不良品として廃棄されてしまいます。

トリニティとモーフィアスに救われたアンダーソン君は、モーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられ、

ハッカーとして使っていた名前「ネオ」を名乗ることになりました。

さらにモーフィアスはネオこそがコンピュータの支配を打ち破る救世主であると信じており、

仮想空間での身体の使い方や戦闘技術を習得させます。

人類の抵抗軍の一員となったネオは、人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じていくのでした。

マトリックスを作ったのは

さて、ではそもそもマトリックスを作ったのは誰なのか、という点にも触れていきます。

電池(人間)を効率よく機能させるために作られたマトリックス、

それはアーキテクトと呼ばれるプログラムが生み出していました。

アーキテクトが作ったマトリックス(仮想現実)は、機械の計算に基づき何もしなくても生きていくことができる「楽園」でした。

しかしこの世界で生きていく人間達は次々に堕落、結果として人間の脳は拒絶反応を起こしました。

この問題を解決するために作られたプログラムが「オラクル」(作中では預言者とも呼ばれていますね)です。

彼女は人類が堕落する原因を究明するために作られており、

2回目に作られたマトリックスにて、「人類は自ら選択しなければ人生に満足を覚えない」ことが判明。

マトリックスを作るアーキテクトを「選択肢」を司るオラクルが支えることで、

幾度かの試行錯誤を経て、映画のマトリックスに至ったのでした。



スポンサードリンク

アノマリーとザイオンの存在

さて一方で映画でも見られたように、マトリックスに染まらない人類も居ます。つまり仮想現実に違和感を抱いたりなどで現実世界に目覚めた人間ですね。

そしてそんな彼らの拠点となる都市ザイオン。

人類のほとんどが仮想現実に疑いをもたず電池として生涯を終える中で、いわば0.01%の異端児(アノマリー)とも呼べる集合体の住処。

人類にとっての反撃の砦としての印象が強いザイオンですが、

しかしこれも実は機械側により計画的に用意された都市なのでした。

機械は「マトリックスを運用していれば0.01%はアノマリーが必ず発生するのだから、あらかじめ彼らの受け皿を作ることで一括で管理してしまえばよい」と考え、

あえてザイオンを設けたのです。

これにより機械は、少ないエネルギーでアノマリー達を管理することができ、またアノマリー達をまとめて観察もしやすくなりました。

抑圧するのではなく受け皿を作り管理下におく、実に合理的です。

救世主

ここまで読んでいると「もはや何もかも機械の掌の上では」と思ってしまいますが、

では人類反撃の切り札、「救世主」という存在にも触れておきましょう。

作中の中盤までは「救世主がソースに辿り着けば戦いが終わる」とも言われていましたが、

(※ソースとは人間の生態コードやマトリックスに必要なコードが保管されている場所ののと)

実はこれも結果的には機械により仕組まれたプログラムの一つだったのでした。

もはや何もかも機械の掌の上では…?

現在のマトリックスの仕様により必然的に生まれたアノマリーは、一定以上蓄積されると特殊な計算式により統合体(救世主)となります。

そしてマトリックスはこのアノマリーの統合体である「救世主」をもとにソースを書き替え、メインプログラムをリロード(再構築)します。

簡単に言ってしまえばつまるところ「救世主」は、マトリックスをより完成度の高い新しいバージョンへとバージョンアップさせるプログラムであり、

これは機械側に計画的に用意されたシステムということです。

ちなみにマトリックスは過去にも同じようにバージョンアップを重ねており、アンダーソン君は「救世主」としては6人目、

つまり映画の舞台となっているマトリックスはバージョン5ということになります。

既に5回もの改良(リロード)がなされているわけですね。



スポンサードリンク

救世主の選択

さて、では改めて救世主の役割を見てみましょう。

それはアノマリーそのものをシステムに組み込む目的のもと、

「自分自身をソースに分散し、マトリックスをリロード(再構築)する」

ことです。
しかしこのリロードに至る前に、救世主には最後の選択が迫られます。

「右のドアはソースへと続くドア。リロード作業をすることでマトリックスの崩壊を防ぐことができる。

アノマリーの蓄積であるザイオンも一度リセットし、救世主はマトリックス内からメス16体、オス7体を新たに選んでザイオンを再建設できる」
「左の元のマトリックスへ戻るドア。つまり彼女のもとへと行くことができるが、リロードが出来ず人類は滅びる」

救世主は人類に対して愛を抱くように設計されている為、通常であれば全人類を滅亡させる方を選択することはありません。

事実、これまでの救世主達は皆右のドアを選びマトリックスをリロードし、

ザイオンを再建する道を選んできました。

そうしなければマトリックスがシステムクラッシュしてしまい、人類が滅んでしまうためです。

しかしアンダーソン君はこれまでの救世主とは異なり1対1の愛を深めてきたため、

トリニティのもとへ向かうべく左の扉を開けマトリックスのリロードに至ることはありませんでした。

またこの場面で左の扉を開ける前に、

そんなことになると機械のエネルギー源がなくなってしまい機械も全滅するのではないか?」とアンダーソン君はアーキテクトに対し追及しています。

マトリックスが崩壊してしまえば、人類が滅びるだけでなく人類をエネルギー源としている機械にとっても致命的な事態に陥るのでは、

ということですね。



スポンサードリンク

一方のアーキテクトは

それは我々が受け入れる生き方のレベルによる

と答えています。

人類が滅びずマトリックスが維持できるに越したことはないものの、

仮に人類という電池が失われたとしても他の手段である程度の電力を賄うことは可能である、

ということが示されています。

エージェント・スミス

さてマトリックスには欠かせないこのキャラクターにも触れておきましょう。

ずばりエージェント・スミスです。

「エージェント」とは、いわばウイルスを排除するプログラムのようなもの。

現実世界からマトリックスにアクセスしたザイオン軍の人間や、オラクルやセラフなどのエグザイル(※不要になったプログラムは通常削除されてしまうものの、そこから逃れている漂流プログラムのこと)など、

マトリックスにとってのバグとなる存在を排除したり後始末をすることで、

マトリックス内の秩序を保つのが任務となっています。

ちなみにエージェントの名前の「スミス」「ジョーンズ」「ブラウン」などアメリカで最も一般的な苗字から付けられており、

「エージェントはマトリックス内のどこにでもいる」ということが示されています。

また実態を持たず、常に誰かの身体に乗り移ることでエージェントとしての役割を全うしています。

さてそんなスミスは第一作にてアンダーソン君と熾烈な戦いを繰り広げるのですが、

その戦いの最後、こんなことがありました。

スポンサードリンク

コメント